研究成果
2010年度
- 園田直子 「持続可能なミュージアムIPMに向けて―国立民族学博物館の取り組み―」、平成21年度文化庁美術館・博物館活動基盤整備支援事業『市民とともに ミュージアムIPM』報告書、九州国立博物館、230-238、2010
- 日髙真吾 「生物被害対策」、平成21年度文化庁美術館・博物館活動基盤整備支援事業『市民とともに ミュージアムIPM』報告書、九州国立博物館、93-111、2010
- 日髙真吾 「IPMグッズによる取り組み」平成21年度文化庁美術館・博物館活動基盤整備支援事業『市民とともに ミュージアムIPM』報告書、九州国立博物館、125-135、2010
- 園田直子、日髙真吾、和髙智美(ポスター発表)「国立民族学博物館における虫害傾向の分析―生物生息調査分析システムの応用―」文化財保存修復学会第32回大会in岐阜研究発表要旨集』148-149、6月12-13日、2010
- 園田直子(口頭発表)「国立民族学博物館における資料管理の現状と今後の展望」『文化財をまもる みんぞく資料をまもる』文部科学省科学研究費補助金「研究成果発表公開(B)」、国立民族学博物館、2010年9月11日、2010
- Sonoda,N. (Oral communication)‘Preventive conservation for museum collection’, French-Japanese Workshop on Science for Conservation of Cultural Heritage, Auditorium Marie Curie of CNRS, 4-5 November 2010
- Michel Dubus, Paul Bourassa et Naoko Sonoda, ‘Expositions temporaires et développement durable’, Support tracé 10, 128-132,2010
2011年度
- 園田直子「7 博物館資料の保存と活用I ―保存環境とIPM―」吉田憲司『改訂新版 博物館概論』放送大学教育振興会、138-150、2010
- 園田直子「国立民族学博物館における資料管理の現状と今後の展望」文化財保存修復学会編『文化財の保存と修復13 みんぞく資料をまもる』、クバプロ、33-44、2011
- 園田直子、日髙真吾、河村友佳子(ポスター発表)「国立民族学博物館における温度・湿度管理の現状と制御レベル」『文化財保存修復学会第33回大会研究発表要旨集』、6月4-5日、174-175、2011
- Sonoda,N. and Hidaka,S.‘Integrated Pest Management at the National Museum of Ethnology, Japan: Re-evaluation of Preventive Measures and Control Strategies’, Integrated Pest management for Collections, Proceedings of 2011: A Pest Oddissey, 10 years later, English Heritage pp.123-138,2011
- 園田直子「資料の公開・活用をささえる予防保存―国立民族学博物館での取組みから―」『博物館研究』Vol.47 No.1、特集「資料の公開と保存」、pp.5-9 、2012
- 園田直子「第2章 博物館資料の保存環境 2.4. 生物被害」石崎武志編著『博物館資料保存論』講談社、pp.54-70、2012年3月30日発行、東京、2012
2012年度
- 園田直子、日髙真吾、和髙智美、河村友佳子「過去20年間の生物生息調査からみる捕獲虫の推移と傾向―国立民族学博物館でのゾーニング別分析―」『文化財保存修復学会第34回大会in東京研究発表要旨集』、日本大学文理学部百周年記念館、6月29-30日、296-297、2012
- Sonoda,N ‘Preventive conservation for museum collection’, French-Japanese Workshop “Science for Conservation of Cultural Heritage”, guest editors Nobuyuki Kamba & Michel Menu, Hermann, 143-150、2012
- 園田直子(口頭発表)「予防保存と資料管理:国立民族学博物館の事例から」 国立民族学博物館 機関研究<マテリアルティの人間学>「民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究:ロシア民族学博物館との国際共同研究、国際ワークショップ「民族学資料の保存と修復:博物館バックヤードの利用効率向上と自然素材の修復」、国立民族学博物館、2013年1月27日
- 橋本沙知(口頭発表)「露出展示における資料の事故分析」国立民族学博物館 機関研究<マテリアルティの人間学>「民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究:ロシア民族学博物館との国際共同研究、国際ワークショップ「民族学資料の保存と修復:博物館バックヤードの利用効率向上と自然素材の修復」、国立民族学博物館、2013年1月27日
- 和高智美(口頭発表)「国立民族学博物館における生物生息調査の捕獲虫の推移と傾向」国立民族学博物館 機関研究<マテリアルティの人間学>「民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究:ロシア民族学博物館との国際共同研究、国際ワークショップ「民族学資料の保存と修復:博物館バックヤードの利用効率向上と自然素材の修復」、国立民族学博物館、2013年1月27日
- 河村友佳子(口頭発表)「温湿度モニタリングの現状と制御レベル」国立民族学博物館 機関研究<マテリアルティの人間学>「民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究:ロシア民族学博物館との国際共同研究、国際ワークショップ「民族学資料の保存と修復:博物館バックヤードの利用効率向上と自然素材の修復」、国立民族学博物館、2013年1月27日
2013年度
- 日髙真吾、園田直子、和髙智美、河村友佳子、橋本沙知、小谷竜介、幡野寛治(ポスター発表)「東日本大震災による被災民俗文化財の一時保管場所の環境について」『文化財保存修復学会第35回大会in仙台研究発表要旨集』、東北大学百周年記念会館川内萩ホール、7月20-21日、108-109、2013
- 園田直子、日髙真吾、河村友佳子(ポスター発表)「省エネを考慮した持続的な空調管理:国立民族学博物館の事例から」『文化財保存修復学会第35回大会in仙台研究発表要旨集』、東北大学百周年記念会館川内萩ホール、7月20-21日、142-143、2013
- Sonoda, N. and Hidaka,S. (Oral communication) ‘Sustainable and environmental friendly museum environment: a case study from the National Museum of Ethnology after the Great East Japan Earthquake’, Cultural heritage conservation science and sustainable development: experience, research, innovation, International conference in the frame of the 50th anniversary of the Centre de recherche sur la conservation des collection
2014年度
- Sonoda, N. (oral communication) ‘Preventive conservation in Japan – Case study from National Museum of Ethnology, Japan’, The open international seminar on conservation of archeological bronze objects, Armenia History Museum, 15 January
- 園田直子、日髙真吾、和髙智美(ポスター発表)「博物館害虫・不快害虫の発生源に関する一考察」『文化財保存修復学会第36回大会於東京研究発表要旨集』、明治大学アカデミーコモン、6月7日、184-185
- Sonoda, N. (oral communication) Museum Environment Control for Sustainable Collection Management’, International Research Meeting on Museology in Thailand, National Museum Kanchanaphisek & Central Storage, 25 August
保存環境分析システム開発の概要
- 市販のオンライン分析処理ソフト(Power OLAP、米国PARIS TECHNOLOGIES,INC社製、販売代理店(株)日立情報制御ソリューションズ)を用いた分析システム
- 「文化資源の高度活用:有形文化資源の共同利用を推進するための資料管理基盤形成」(平成18~20年度)
- 生物生息調査分析システムの開発
- 温度・湿度分析システム
- 基本分析パターン1(場所別分析)の開発
- 基本分析パターン2(時期別分析)の開発
分析システムの簡略化:温度・湿度データベースに直接アクセスして分析
- 温度・湿度分析システム
- 2010年度:異常値解析システムの開発
- 2011年度:基本分析パターン1の操作性改良、計算結果の表示機能追加
- 2012年度:基本分析パターン2の操作性改良、計算結果の表示機能追加、標準フォーマットへの汎用変換ツールの開発
分析システムの汎用化:パソコン単体で分析
- 温度・湿度分析システム
- 2013年度:スモール・パッケージの開発(プロトタイプ)
- 2014年度:スモール・パッケージ(プロトタイプ)の試験的運用
- 生物生息調査分析システム
- 2014年度:スモール・パッケージの開発(プロトタイプ)