国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2017年11月4日(土)
国立民族学博物館開館・友の会発足40周年記念 みんぱく大集合 記念対談 吉田憲司 X 山極壽一「文化人類学と霊長類学―人類文化の普遍性をさぐる―」

チラシダウンロード[PDF:320KB]
  • 日時:2017年11月4日(土)13:30~(開場 13:00~)
  • 場所:国立民族学博物館 講堂
  • 主催:千里文化財団
  • 共催:国立民族学博物館
  • 一般公開(要展示観覧券/要事前申込/定員450名)
    ※友の会会員の方は展示観覧券は不要です。

詳しくは国立民族学博物館友の会ホームページをご覧ください。
 国立民族学博物館友の会

お問い合わせ
国立民族学博物館友の会事務局
 TEL:06-6877-8893
 E-mail:minpakutomo●senri-f.or.jp
  (●を@に置き換えてください)

 

概要

文化人類学の研究センターである国立民族学博物館の吉田憲司館長が、ゴリラ研究の第一人者、山極壽一京都大学総長を迎え、「文化人類学と霊長類学」と題し、ヒトとサルはどこまで同じで、どのように違うのか、人類文化の普遍性と独自性について語りあいます。われわれ人類が自分たち独自のものと思っているものは、はたしてどこまでわれわれ人類だけのものなのか?
文化人類学、霊長類学、それぞれの分野でながきにわたってフィールドワークに従事してきた泰斗が、お互いの分野を縦横に行き来しながら人類文化の新たな側面をあきらかにします。

 

プログラム

※各プログラムへの参加には事前申込が必要です。

※記念対談は一般公開ですが、見学会および交流会は友の会会員の方のみを対象とした催しです。

11:00 - 12:00 友の会会員限定見学会(定員:各15~30名)
《「企画展」「新着資料展示」「収蔵庫」「梅棹資料室」》
12:00 - 13:00 休憩
13:00 - 記念対談《一般公開》 受付開始
13:30 - 15:00 挨拶
小山 修三(千里文化財団理事長)
記念対談「文化人類学と霊長類学─人類文化の普遍性をさぐる─」
吉田憲司(国立民族学博物館長)×山極壽一(京都大学総長)
15:30 - 16:30 友の会会員限定見学会(定員:各15~30名)
《「企画展」「新着資料展示」「収蔵庫」「梅棹資料室」》
17:30 - 19:00 研究者と友の会会員の交流会
 

プロフィール

吉田憲司(よしだけんじ)
専門は博物館人類学・アフリカ研究。
京都大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻博士後期課程修了、学術博士。ザンビア大学アフリカ研究所共同研究員、大阪大学助手、国立民族学博物館助手、同助教授、同教授、同副館長。
2017年4月1日より第6代国立民族学博物館長。
著書に、『宗教の始原を求めて―南部アフリカ聖霊教会の人びと』(2014年、岩波書店)、『文化の「発見」―驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで』(2014年、岩波書店)、『文化の「肖像」―ネットワーク型ミュージオロジーの試み』(2013年、岩波書店)など多数。

山極壽一(やまぎわじゅいち)
専門は人類学・霊長類学。
京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程単位取得退学。理学博士。ルワンダ共和国カリソケ研究センター客員研究員、日本モンキーセンター研究員、京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科助教授、同教授、同研究科長・理学部長。
2014年10月1日より第26代京都大学総長。
著書に、『京大式おもろい勉強法』(2015年、朝日新聞出版)、『「サル化」する人間社会』(2014年、集英社インターナショナル)、『人類進化論 霊長類学からの展開』(2008年、裳華房)など多数。