研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ
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2019年2月22日(金)
公開共同研究会「物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究」 -
- 日時:2019年2月22日(金) 13:00~16:10
- 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
- 一般公開(参加無料/申込不要)
- お問い合わせ
国立民族学博物館 研究協力課 共同利用係
TEL:06-6878-8364
E-mail:kyodo●minpaku.ac.jp (●を@に置き換えてください)
趣旨
本ミニ・シンポジウムは、初期人類の誕生と拡散の舞台でもあった中東・北アフリカの沙漠において、人間はどのような適応戦略のもと生活世界を形成してきたのか、衣食住を中心とした物質文化に関する文理協働の研究成果に基づき、議論することを目的とする。理学、工学、農学、人文学的アプローチを「文理共創」として新たな知識創造や政策形成等に統合化することが、現代中東地域研究の深化にどのように貢献することができるのか、同じく沙漠が広がる南アジアや北東アジアの地域研究との課題共有の道を探りつつ、可能性を模索していきたい。
プログラム
13:00 - 13:10 「開催趣旨説明」
西尾哲夫(国立民族学博物館)13:10 - 13:40 「ヒトの暑熱対応の性差:衣への理学的アプローチ」
坂田隆(石巻専修大学)13:40 - 14:10 「マシュラベーヤの役割:住への工学的アプローチ」
西本真一(日本工業大学)14:10 - 14:40 「オアシス農耕の現在:食への農学的アプローチ」
石山俊(国立民族学博物館)14:40 - 15:10 「コーヒー文化の起源・伝播・拡散:適応への人文学的アプローチ」
縄田浩志(秋田大学)15:10 - 15:20 休憩 15:20 - 15:30 「コメント」
辛嶋博善(国立民族学博物館)15:30 - 15:40 「コメント」
松尾瑞穂(国立民族学博物館)15:40 - 15:50 「コメント」
窪田順平(人間文化研究機構)15:50 - 16:10 総合討論「沙漠への適応と生活世界の形成」