国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

民博通信

『民博通信』は、本館において現在計画中、および進行中の研究について、その学術的な特色、独創的な点、期待される成果などを、研究者を中心に広く発信するのが目的です。使用言語は、日本語です。年4回発行。

お問い合わせは、国立民族学博物館 編集室まで。
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Fax: 06-6878-7503
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2011 No.132

評論・展望 「環流」する「インド文化」――グローバル化する地域文化への視点
2011年3月31日発行

バックナンバー

目次

研究プロジェクト
アジア・アフリカの視野で日本の「近代化」を見直す
共同研究●日本の「近代化」をアジア・アフリカ諸社会との比較で再検討する
川田順造
外から見た日本
共同研究●海外における人類学的日本研究の総合的分析
桑山敬己
新しい家族研究を求めて
共同研究●人類学における家族研究の新たなる可能性
小池誠
すでにそこにある場所をめざして
共同研究●非境界型世界の研究──中東的な人間関係のしくみ
堀内正樹
「ミラビリア」と「アジャーイブ」をつなぐもの
共同研究●驚異譚にみる文化交流の諸相──中東・ヨーロッパを中心に
山中由里子
知の実践の「かたち」を問う学史へ
共同研究●日本におけるネイティブ人類学/民俗学の成立と文化運動:1930年代から1960年代まで
重信幸彦
中国における諸民族の文化資源を考える
共同研究●中国における民族文化の資源化とポリティクス──南部地域を中心とした人類学・歴史学的研究
塚田誠之
社会の「外部」空間の位相をどのように捉えるか
共同研究●〈アサイラム空間〉の人類学:社会的包摂をめぐる開発と福祉パラダイムを再考する
内藤直樹
交錯する態度に臨む
共同研究●交錯する態度への民族誌的接近──連辞符人類学の再考、そしてその先へ
岩佐光広
社会主義をへた宗教復興のゆくえ
共同研究●内陸アジアの宗教復興――体制移行と越境を経験した多文化社会における宗教実践の展開
藤本透子
織機と織物と織り技術
共同研究●手織機と織物の通文化的研究
吉本忍
映像を通して見るイスラームの境界領域
共同研究●映像資料を活用したイスラームの多様性に関する地域間比較研究
吉本康子

No.131 All No.133

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