スタッフの紹介
経歴
学歴
- 明治大学政治経済学部卒(1965)
- 東京大学大学院社会科学研究科修士課程修了(1969)
- 東北大学大学院教育学研究科博士課程中退(1973)
職歴
- 東北大学教育学部助手(1973)
- 国立民族学博物館第5研究部助手(1975)
- 国立民族学博物館民族社会研究部助手(1998-2006.3)
学位
社会学修士(東京大学 1969)
専門分野
社会人類学
研究のキーワード
日本、ヨーロッパ
現在の研究課題
日本およびフランス農村社会に於ける家族生活の比較文化的研究――同時性と空間的視座を踏まえて
農村社会(rural complex societies)において、一定の時間的サイクルのもとに繰り返されるかに見える日常生活は、そこに生活する人々には通常意識されない(inconscient)が、日常生活細目(details)が現時点(l'instantanit氏jで習俗・慣行(convention)に則った儀礼等に表象され、過去との関連のもとに顕れる。地理的・文化的にかけ離れたところから視線を投じて、これら農村の日常生活にズームインする際どのような準拠枠が従来求められてきたのかを理論研究したい。またその際生活関連諸物質にも注目して、文化要素との関連も求めながら、視覚的な生活研究を文献研究する。
研究業績
- 1993
- 「五島の夏祭り――念仏踊りと盆供養」『第46回日本人類学会・日本民族学会連合大会レジュメ集』93(5)。
- 1990
- 「フィールド・ノートから61 時を視る」『月刊みんぱく』149,15-17,千里文化財団。
- 1976
- 「視覚的思考をめぐる覚え書――構造主義の交換論的視点から」『国立民族学博物館研究報告』1(2),374-385,国立民族学博物館。
- 1975
- 「『構造』認識の『認識構造』序説――レヴィ・ストロース『交換論』の認識地平をめぐる若干の考察」『社会学年報』pp. 29-59。
- 1972
- 「レヴィ・ストロースの構造認識について」『日本社会学評論』22(4),37-59。
代表者を務めた研究・プロジェクト
機関研究「発酵食品・製品と感覚受容 ─ 環境と現行する記憶」(2004)
関連ページ
「忘れえぬ人びと」『月刊みんぱく』2006年3月号