国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2011年11月15日(火) ~11月18日(金)
国際フォーラム「故宮博物院・国立民族学博物館国際共同研究成果報告会」

  • 日時:日時:2011年11月15日(火)~11月18日(金)
  • 場所:国立民族学博物館 第6セミナー室・第2演習室
 

趣旨

国立民族学博物館と故宮博物院は2009年10月に研究交流協定を締結し、2010年4月から本格的な共同研究を始動させている。本FORUMにおいて、その中間の成果報告を行い、今後の研究の方向性と具体的テーマの展開を議論する。

研究者一般にも公開するため、トピックとして 1.故宮博物院全体における研究体制と実態、2.ニシュパンナヨーガーヴァリーのサンスクリット語とチベット語テキスト校訂にかかる諸問題、3.『川番譯語』 とギャロン語方言調査の比較研究の結果、の3点に重点を置く。

プログラム

■11月15日(火) [場所:第6セミナー室]
13:00~17:00 FORUM打ち合わせ
■11月16日(水) [場所:第6セミナー室/座長:長野泰彦
10:00~16:00
  • 開会挨拶 故宮博物院と国立民族学博物館の研究交流協定 須藤健一(国立民族学博物館長)
  • 故宮博物院における研究と藏傳佛教文物研究センター 羅文華(故宮博物院宮廷部研究員)
  • 共同研究の概要 長野泰彦(国立民族学博物館名誉教授)
  • Nispannayogavali 研究の概要 立川武蔵(国立民族学博物館名誉教授)
  • 川番譯語研究の概要 池田巧(京都大学准教授)
■11月17日(木) [場所:第2演習室/座長:長野泰彦
10:00~16:00
  • Nispannayogavaliの底本と註に関する文献批判
    • サンスクリット語:立川武蔵、薩爾吉(北京大学准教授)
    • チベット語:張雅静(故宮博物院宮廷部助理研究員)、羅文華(故宮博物院宮廷部研究員)
    • 漢語:王跃工(故宮博物院宮廷部主任)
■11月18日(金) [場所:第2演習室/座長:立川武蔵
10:00~15:30
  • Nispannayogavaliの底本と註に関する文献批判
    • サンスクリット語:立川武蔵、薩爾吉(北京大学准教授)
    • チベット語:張雅静(故宮博物院宮廷部助理研究員)、羅文華(故宮博物院宮廷部研究員)
    • 漢語:王跃工(故宮博物院宮廷部主任)