研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ
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2012年11月24日(土)
~11月25日(日)
《機関研究成果公開》国際シンポジウム「中国の社会と民族――人類学的枠組みと事例研究」 -
- 日時:2012年11月24日(土)~11月25日(日)
- 会場:国立民族学博物館 第4セミナー室
- 言語:日本語・中国語(同時通訳)
- 主催:国立民族学博物館
- 後援:日本文化人類学会
趣旨
本企画は機関研究「中国における家族・民族・国家のディスコース」(代表:韓敏 2012.4-2015.3)の第一回の国際シンポジウムである。
会議を開催する目的は二つある。第一は、家族・民族・国家の概念やその動態を扱う人類学的な方法について、理論的な枠組みを検討し、再構築を図ることである。
第二は、民族に焦点を当て、華夷秩序、近代国家、社会主義国家における民族の生成、もしくはグローバル化における民族文化の再構築について、幅広い年齢層の研究者が、各地の事例を通して検討することである。
プログラム
11月24日 (土)
13:30~14:00 開会の辞と趣旨説明 韓敏(国立民族学博物館) 館長挨拶 須藤健一(国立民族学博物館) 参加者紹介 第1セッション 座長:塚田誠之(国立民族学博物館)
14:00~14:40 「家族と祖先:東アジア諸社会における比較を通して見えるもの」
末成道男(国立民族学博物館)14:40~15:20 「国家と地方の文脈からみる民族/エスニック・アイデンティティー―藏彝走廊を事例に」
翁乃群(社会科学院民族学人類学研究所)15:20~15:40 <休憩> 15:40~16:20 「中国の国家と社会――人類学研究の枠組みとして」
金光億(ソウル大学)16:20~16:50 <休憩> 16:50~17:50 討論
コメント 佐々木史郎(国立民族学博物館)
聶莉莉(東京女子大学)
渡邊欣雄(国学院大学)11月25日 (日)
第2セッション 座長:横山廣子(国立民族学博物館)
10:00~10:30 「『生』・『熟』及びその間――中国的社会関係の構築」
周星(愛知大学)10:30~11:00 「蒙古族における非物質文化遺産の観光開発――チンギスハン祭祀を事例に」
色音(社会科学院民族学人類学研究所)11:00~11:30 「エスニック・ディスコースと社会空間――広西と四川における客家空間の生産」
河合洋尚(国立民族学博物館)11:30~12:00 討論
コメント 瀬川昌久(東北大学)
小長谷有紀(国立民族学博物館)
秦兆雄(神戸市外国語大学)12:00~13:00 <昼休み> 第3セッション 座長:佐々木史郎(国立民族学博物館)
13:00~13:30 「中華老舗からみる企業・民族・国家の関係」
張継焦(社会科学院民族学人類学研究所)13:30~14:00 「民族衣装の既製服化と流行――雲南省文山ミャオ族(モン)の事例から」
宮脇千絵(国立民族学博物館)14:00~14:20 討論
コメント 潘宏立・京都文教大学
田村克己(国立民族学博物館)14:20~14:40 <休憩> 第4セッション 座長:河合洋尚(国立民族学博物館)
14:40~15:10 「ダフール族におけるシャーマン文化の現代的変遷――ワミナ儀を通して」
吴鳳玲(社会科学院民族学人類学研究所)15:10~15:40 「再構築される都市の少数民族集住地域――陝西省・西安市の「回坊」を事例として」
今中祟文(国立民族学博物館)15:40~16:10 「国家、社会とエスニシティから見る中国朝鮮族の形成」
李海燕(東京理科大学)16:10~16:40 討論
コメント 劉正愛・社会科学院民族学人類学研究所
田村和彦(福岡大学)
澤井充生(首都大学東京)16:40~17:10 <休憩> 17:00~18:00 総合討論 韓敏(国立民族学博物館)
コメント 色音(社会科学院民族学人類学研究所)
金光億(ソウル大学)
瀬川昌久(東北大学)お申し込み方法
- (研究者のみ受け付けます。)
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E-mailまたは往復ハガキにて「国際シンポジウム 中国の社会と民族――人類学 的枠組みと事例研究」と明記の上、
1.住所
2.氏名(ふりがな)
3.電話番号
4. 参加予定日(両日/1日目のみ/2日目のみ)
を記入し、下記までお申し込みください。
※携帯電話のメールによるお申し込みはご遠慮ください。
お申し込み・お問い合わせ先
- 〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1
- 国立民族学博物館民族社会部 韓研究室
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TEL:06-6878-8294
E-mail:yoshimura★idc.minpaku.ac.jp ※★を@に置き換えて送信ください。