国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2014年9月21日(日)
民族藝術学会創立30周年記念大会 公開シンポジウムI「接触領域の芸術―美術・音楽・芸能」
  • 日時:2014年9月21日(日) 13:00~16:00
  • 場所:国立民族学博物館 講堂
  • 一般公開(参加無料/申込不要/定員450名[先着順])
  • お問い合わせ
    大阪大学文学研究科芸術学・芸術史講座内
    FAX:06-6850-5121
    E-mail:mg_gakkai●yahoo.co.jp ※●を@に置き換えてください
    民族藝術学会ホームページ
 

プログラム

司会・コーディネイト:岡田裕成(大阪大学准教授[美術史])
13:00~14:45 挨拶 神林恒道(民族藝術学会会長)
問題提起とパネリストからの報告
【報告 1】「アジア美術におけるゴーギャン的なるもの」
 後小路雅弘(九州大学教授[美術史])
【報告 2】「バルカン演歌を渉猟する」
 伊東信宏(大阪大学教授[音楽史])
【報告 3】「歌舞伎と『西洋』との接触―『漂流奇譚西洋劇(ひょうりゅうきだんせいようかぶき)』の大失敗」
 矢内賢二(立正大学准教授[芸能史])
15:00~16:00 ディスカッション
文化の境界上の「ちょっと不思議な芸術」たちについて、会場からも積極的な話題と議論をお待ちします。
 

パネリスト

後小路雅弘(うしろしょうじ まさひろ)
専門は美術史。九州大学人文科学研究院教授。「『失われた無垢なわたし』という他者─東南アジア美術におけるゴーギャニズム」(『美術フォーラム21』21号)ほか。東南アジアにおける「美術」形成について考えています。

伊東信宏(いとう のぶひろ)
専門は音楽学。大阪大学文学研究科教授。『中東欧音楽の回路』(岩波書店)ほか。「東欧演歌研究会」というものを立ち上げ、バルカンの大衆音楽と民俗音楽の関係について考えています。

矢内賢二(やない けんじ)
専門は日本芸能史。立正大学文学部准教授。『明治キワモノ歌舞伎 空飛ぶ五代目菊五郎』(白水社)ほか。あらゆる文化を貪欲に呑み込んで使いこなそうとする芸能のありように関心があります。


民族藝術学会創立30周年記念大会 公開シンポジウムII「イメージの力・再考」(9月22日開催)