館外での出版物
出版物情報
- 出版社:臨川書店 出版社ホームページはこちら
- 定価:1,850円(税抜)
- ISBN:9784653042266
- 判型・体裁:四六判・並製
- 頁数:200頁
- 共同研究「触文化に関する人類学的研究――博物館を活用した“手学問”理論の構築」成果
主題・内容
13歳で視力を失った著者による、アメリカ・シカゴでの在外研究記。マイノリティとしての実生活をいきいきと描きながら、聴覚や触覚、さらには皮膚感覚を駆使してとらえたアメリカでの思索の日々を綴る。
目次
はじめに―フィールドワークに基づく身体論
序章
シカゴでの「ミドルライフ」―2013年8月の響記から
第一章
てくてく・すいすい―2013年9月の響記から
第二章
もりもり・がつがつ―2013年10月の響記から
第三章
そよそよ・ざわざわ―2013年11月の響記から
第四章
つるつる・ごつごつ―2013年12月の響記から
第五章
ぐいぐい・じわじわ―2014年1月の響記から
第六章
ぽつぽつ・ぼつぼつ―2014年2月の響記から
第七章
ふらふら・わくわく―2014年3月の響記から
第八章
のろのろ・ばたばた―2014年4月の響記から
終章
まあまあ・まだまだ―2014年8月の響記から
補章
瞽女の手―視覚障害者の「さわる文化」と現代