国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

民博通信

『民博通信』は、本館において現在計画中、および進行中の研究について、その学術的な特色、独創的な点、期待される成果などを、研究者を中心に広く発信するのが目的です。使用言語は、日本語です。年4回発行。

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2004 No.107

特集 ひとにものに自然にやさしい虫害管理―ポスト2004年の博物館
2004年12月27日発行

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目次

特集 ひとにものに自然にやさしい虫害管理─ポスト2004年の博物館
責任編集 園田直子
地球規模での環境保全問題を背景に、人体への危険や資料への影響がないことは当然ながら、自然環境に配慮することが博物館の虫害管理にもとめられている。従来の燻蒸ガスが使用できなくなる2005年以降を見据えた21世紀の博物館の虫害対策をさぐる。
博物館と虫害管理
文 園田直子
総合的害虫管理
文 木川りか  コラム:新設博物館におけるIPMの始まり
 文・写真 本田光子
 コラム:IPMへの転換
 文・写真 長谷川孝徳
みんぱくでの虫害管理20年
文・写真 森田恒之
 コラム:インドの牛車の虫害
 文 斉藤明子
薬剤を使用しない殺虫処理
文・写真 増田久美・日髙真吾
コンピュータを用いた生物生息調査結果の分析
文 園田直子
リーディング・ガイド
プロジェクト
チベット仏教の仏画粉本にみる幾何学的描画法
各個研究:身体観とその表現形態としての度量衡に関する研究
文・写真 小林繁樹
政党なき政治の行方
各個研究:ペルーを中心とするラテンアメリカにおける民主主義の定着に関する比較研究
文・写真 村上勇介
資料と情報
日本文化人類学会の最初の研究大会に参加して
文 中牧弘允
ほん
野村雅一編著
『老いのデザイン』
評者 中野克彦
近藤雅樹編
『日用品の二〇世紀』
評者 宮坂正英
民博の研究刊行物
ひと
王連茂さん
紹介者 田村克己
紀行
ある若者の夢─トルコ・イスタンブルの民謡バーより
文・写真 米山知子
ニュース
視座
観光立国と知識人の責務
文 石森秀三

No.106 All No.108

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