民博通信
『民博通信』は、本館において現在計画中、および進行中の研究について、その学術的な特色、独創的な点、期待される成果などを、研究者を中心に広く発信するのが目的です。使用言語は、日本語です。年4回発行。
・
お問い合わせは、国立民族学博物館 編集室まで。
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Fax: 06-6878-7503
email: editorial★minpaku.ac.jp
★を@に置き換えて送信ください。
2007 No.119
特集 観光は遺産を救えるか
2007年12月28日発行
目次
- 特集 観光は遺産を救えるか
-
責任編集 西山徳明
なぜ今、観光なのか。私たちにとって観光とは何だろうか。
エコツーリズムの考えが世界を席巻し、
観光とその資源である遺産へのアプローチに変化をもたらした。
いっぽう日本の文化行政の根幹を担ってきた文化財保護の取り組みも、
観光を起爆剤に大きな転換点を迎えている。
自然遺産や文化遺産と私たちの社会をつなぐ「かけ橋」としての観光を考える。 -
遺産と観光の現在
文・写真 西山徳明 -
自然環境管理とツーリズム
文・写真 小林英俊 -
文化財の創造的活用と観光-文化財活用学の序章として
文・写真 江面嗣人 -
文化遺産とツーリズム-ル・アーヴルで考えたこと
文・写真 橋爪紳也 - リーディング・ガイド
- プロジェクト
-
市民社会の人類学に向けて
共同研究:脱植民地期オセアニアの多文化的公共圏の比較研究
文 柄木田康之 -
国際的研究協力システムの構築
日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業:アフリカにおける文化遺産の危機と継承―記憶の保存と歴史の創出
文・写真 吉田憲司 - 資料と情報
-
マックス・プランク研究所(社会人類学部門)を訪ねて
文・写真 池谷和信 - ほん
-
宇田川妙子・中谷文美著
『ジェンダー人類学を読む-地域別・テーマ別基本文献レヴュー』
評者 山本真鳥 -
中牧弘允・日置弘一郎著
『会社文化のグローバル化-経営人類学的考察』
評者 大石徹 - 民博の研究刊行物
- ひと
-
ナサン・バヤルさん
紹介者 児玉香菜子 - 紀行
-
言語学オリンピックin ライデン―オランダより
文・写真 菊澤律子 - ニュース
- 視座
-
「子ども」が成長し、「孫」までも……
文 田村克己
お問い合わせは、国立民族学博物館 編集室まで。
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Fax: 06-6878-7503
email: editorial★minpaku.ac.jp
★を@に置き換えて送信ください。