民博通信
『民博通信』は、本館において現在計画中、および進行中の研究について、その学術的な特色、独創的な点、期待される成果などを、研究者を中心に広く発信するのが目的です。使用言語は、日本語です。年4回発行。
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お問い合わせは、国立民族学博物館 編集室まで。
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Fax: 06-6878-7503
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2009 No.124
特集 国籍とパスポートの人類学
2009年3月31日発行
目次
- 特集 国籍とパスポートの人類学
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責任編集 陳天璽
身分を証明する小さな冊子。
そこには人の移動を管理する国家と、自由と尊厳をもとめる個人、
双方の思惑が複雑に絡みあっている。
小冊子から解き明かす、人と国家のかかわり。
そこに「パスポート学」の面白さがある。 -
「パスポート学」への挑戦
文・写真 陳天璽 -
パスポートと国籍の関係
文・写真 森木和美 -
日本の入国審査と渡航文書
文 大西広之 -
Bonin Islander にとってのJapan―小笠原諸島復帰40 周年を記念して
文・写真 山上博信 -
「返還」の身分政治学―香港旅券の多様化
文・写真 林泉忠 -
外国人パスポートの機能と意味
文・写真 小森宏美 -
アメリカにおける市民権の過去・現在・未来
文 髙佐智美 -
市民権のもつ新たな可能性―中東・パレスチナ難民の離散より
文・写真 錦田愛子 - リーディング・ガイド
- プロジェクト
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アラビアンナイトとオリエンタリズム
科学研究費補助金:アラビアンナイトの形成過程とオリエンタリズム的文学空間創出メカニズムの解明
文 西尾哲夫 - 資料と情報
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みんぱくにおける実践人類学の展開
文 岸上伸啓 -
国際協力のための実践人類学ワークショップ
文・写真 鈴木紀 - ほん
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関雄二・染田秀藤編
『他者の帝国―インカはいかにして「帝国」となったか』
評者 青山和夫 -
加藤雄三・大西秀之・佐々木史郎編
『東アジア内海世界の交流史―周縁地域における社会制度の形成』
評者 高倉浩樹 - 民博の研究刊行物
- ひと
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江口一久先生
紹介者 池谷和信 - 紀行
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村上春樹とルーマニア社会―ブカレスト大学日本語学科にて
文・写真 新免光比呂 - ニュース
- 視座
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メキシコの先住民が「国民」になり、国境を越えて出稼ぎする時
文 黒田悦子
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