国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

民博通信

『民博通信』は、本館において現在計画中、および進行中の研究について、その学術的な特色、独創的な点、期待される成果などを、研究者を中心に広く発信するのが目的です。使用言語は、日本語です。年4回発行。

お問い合わせは、国立民族学博物館 編集室まで。
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Fax: 06-6878-7503
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2011 No.135

評論・展望 東日本大震災における被災文化財の救援の現場から――有形民俗文化財の支援を中心に
2011年12月28日発行

バックナンバー

目次

研究プロジェクト
現代インドネシア社会から考える家族研究
共同研究●人類学における家族研究の新たなる可能性
小池誠
ドイツにおける移民のための統合コース
共同研究●日本の移民コミュニティと移民言語
平高史也
「非境界」という種子は芽を出すか
共同研究●非境界型世界の研究――中東的な人間関係のしくみ
堀内正樹
「東アジアの一国としての日本」は可能か?
共同研究●日本の「近代化」をアジア・アフリカ諸社会との比較で再検討する
川田順造
女性・沖縄・捕鯨:欧米人類学者の日本を見る眼
共同研究●海外における人類学的日本研究の総合的分析
桑山敬己
ミンゾクガクシャとしての新村出、あるいは、京都で読む民俗学史/人類学史
共同研究●日本におけるネイティブ人類学/民俗学の成立と文化運動:1930年代から1960年代まで
菊地暁
フィールド・ワークの記録を解凍し、牧畜研究の地平線を開拓する
共同研究●梅棹忠夫モンゴル研究資料の学術的利用
小長谷有紀
紛争を乗り越えて、明日へ向かうために
共同研究●パレスチナ・ナショナリズムとシオニズムの交差点
菅瀬晶子
ライフサイクルと身分証明
共同研究●人の移動と身分証明の人類学
川村千鶴子
NGOの人類学――新たなフィールドを求めて
共同研究●NGO活動の現場に関する人類学的研究――グローバル支援の時代における新たな関係性への視座
信田敏宏
家族的類似としての「イスラーム」、映像による地域間比較の可能性
共同研究●映像資料を活用したイスラームの多様性に関する地域間比較研究
吉本康子
応答性は人間の「本性」か
共同研究●交錯する態度への民族誌的接近――連辞符人類学の再考、そしてその先へ
岩佐光広
宗教が再編していく地域社会
共同研究●内陸アジアの宗教復興――体制移行と越境を経験した多文化社会における宗教実践の展開
藤本透子

No.134 All No.136

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