国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

民博通信

『民博通信』は、本館において現在計画中、および進行中の研究について、その学術的な特色、独創的な点、期待される成果などを、研究者を中心に広く発信するのが目的です。使用言語は、日本語です。年4回発行。

お問い合わせは、国立民族学博物館 編集室まで。
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Fax: 06-6878-7503
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2012 No.136

評論・展望 経験を受け継ぐということ―マダガスカルの漁村から
2012年3月30日発行

バックナンバー

目次

研究プロジェクト
「支援の人類学」の再提示:東日本大震災を経験して
機関研究●「包摂と自律の人間学」領域 支援の人類学:グローバルな互恵性の構築に向けて
鈴木紀
生への関心と養生の展開
機関研究●「包摂と自律の人間学」領域 ケアと育みの人類学
鈴木七美
災害、記憶、写真―回収されることを拒む記憶たち
機関研究●「マテリアリティの人間学」領域 モノの崇拝:所有・収集・表象研究の新展開
竹沢尚一郎
中国における民族文化の資源化とポリティクスに関する中間報告
共同研究●中国における民族文化の資源化とポリティクス─南部地域を中心とした人類学・歴史学的研究
塚田誠之
驚異のトポス
共同研究●驚異譚にみる文化交流の諸相─中東・ヨーロッパを中心に─
山中由里子
「感情」への接近:「ありのまま」のリアリティ
共同研究●実践と感情―開発人類学の新展開
関根久雄
人類学がとりくむべき物質性とは何か
共同研究●物質性の人類学(物性・感覚性・存在論を焦点として)
古谷嘉章
ストリート人類学の第2 ラウンド
共同研究●ストリート・ウィズダムとローカリティの創出に関する人類学的研究
関根康正
「包摂」からネパールを、ネパールから「包摂」を再考する
共同研究●ネパールにおける「包摂」をめぐる言説と社会動態に関する比較民族誌的研究
名和克郎
南アジアにおけるグローバリゼーションの作用を芸能にみる
共同研究●グローバリゼーションの中で変容する南アジア芸能の人類学的研究
松川恭子
「子どものいのち」の理解に向けて
共同研究●現代の保健・医療・福祉の現場における「子どものいのち」
道信良子
レコードが語る声の歴史
共同研究●音盤を通してみる声の近代―台湾・上海・日本で発売されたレコードの比較研究を中心に
劉麟玉
第2世代以降の移民の生活世界から「帰還」、「故郷」を再考する
共同研究●帰還移民の比較民族誌的研究―帰還・故郷をめぐる概念と生活世界
奈倉京子

No.135 All No.137

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