みんぱっく ジャワ島の装い―宗教と伝統
ムスリマ衣装 ジルバブ
バンドゥン/インドネシア
ムスリマは髪を覆うためにヴェールを巻きます。このヴェールはヒジャブとよばれますが、インドネシア語ではジルバブあるいはクルドゥンとよばれることが多いようです。かぶるだけの手軽なジルバブに加え、四角の布を自分で巻くこともあります。自分で巻く場合、チプットとよばれるインナーをかぶり、その上にジルバブを巻きます。
福岡先生からのひとこと
近年、ジルバブのインナーとして、かぶるだけで髪、首、肩などが隠れるチプットが工夫されています。特に、ニンジャを連想させる形のチプット・ニンジャに人気があります。できるだけ顔を細く見せるため、後頭部に髷(まげ)のようなふくらみを入れることも多いようです。動画配信サイトなどで、「jilbab」、「kerudung」、「hijab」などを検索すると、ジルバブのいろいろな巻き方の動画を見ることができます。
着付方法
別紙着付解説シート「ジルバブの巻き方(2)」を参照。
モノ情報カード
ムスリマ衣装 ジルバブ