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2018年3月23日(金)
みんぱく公開講演会「'70年万博からみんぱくへ」 -
チラシダウンロード[PDF:2.8MB]
- 日 時:2018年3月23日(金)
18:30~20:30(開場17:30) - 場 所:オーバルホール
(大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞社ビルB1) - 主 催:国立民族学博物館、毎日新聞社
- 定 員:480名(先着順)
- 参加費:無料(要事前申込)
- ☆手話通訳あり
- 申込方法:
※申込フォーム、往復ハガキでの受付は終了しました。
※まだお席に余裕がございますので参加希望の場合は当日会場にお越しいただき受付でその旨お申し出ください。
趣旨
「人類の進歩と調和」をテーマに開催され、今も語り継がれる1970年の大阪万博。そのシンボルである太陽の塔の内部に展示する民族資料を、世界中を旅して収集したのは、日本の若き人類学者たちでした。この「万博資料収集団」によるコレクションは、昨年開館40周年を迎えたみんぱくへと受け継がれ、今に至ります。
この春、みんぱくでは万博資料収集団に焦点をあてた特別展「太陽の塔からみんぱくへ― 70年万博収集資料」が開催されます。本講演会は当時ボーイスカウトの一員として万博のイベントに参加した吉田館長による講演に加えて、収集団に参加した石毛直道元館長と、万博を創作の原点と語る現代美術家のヤノベケンジ氏をパネリストに迎え、50周年に向けてあらたな一歩を踏み出したみんぱくの軌跡と未来について、存分に語ります。プログラム
総合司会 菅瀬晶子(国立民族学博物館准教授)
17:30 - 18:30 受付 18:30 - 18:35
(5分)開会 丸山雅也(毎日新聞大阪本社編集局長) 18:35 - 18:40
(5分)挨拶 吉田憲司(国立民族学博物館長) 18:40 - 18:45
(5分)趣旨説明 菅瀬晶子(国立民族学博物館准教授) 18:45 - 19:15
(30分)講演 『「太陽の塔」とみんぱく』
吉田憲司(国立民族学博物館長)19:15 - 19:30
(15分)休憩 19:30 - 20:30
(60分)パネルディスカッション 石毛直道×ヤノベケンジ×吉田憲司 講師紹介
石毛直道(国立民族学博物館元館長・名誉教授)
1937年千葉県生まれ。京都大学文学部史学科卒業。甲南大学助教授、国立民族学博物館教授、同館館長を経て、同館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。アフリカ、東アジア、東南アジアなどで食文化の調査・研究に従事。著書に『日本の食文化史—旧石器時代から現代まで』(2015年、岩波書店)、『石毛直道自選著作集』(全12巻)(2011-2013年、ドメス出版)、『文化麺類学ことはじめ』(1991年、フーディアム・コミュニケーション)、『食事の文明論』(1982年、中央公論新社)、『リビア砂漠探検記』(1973年、講談社)など。
ヤノベケンジ(現代美術家)
1965年大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1990年初頭より「サヴァイヴァル」をテーマに大型機械彫刻を制作。1997年にチェルノブイリを訪問するプロジェクトを行う。2003年国立国際美術館で個展を開催。2011年には震災復興を掲げるモニュメント《サン・チャイルド》を制作、阪急南茨木駅前に設置される。デザイン、舞台、映画等領域横断的な創作活動も続けながら、京都造形芸術大学で教授も務める。
ホームページ「YANOBE KENJI ART WORKS」はこちら吉田憲司(国立民族学博物館長)
1955年京都府生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻博士後期課程修了、学術博士。国立民族学博物館助手、同助教授、同教授、同副館長を経て、2017年4月より第6代国立民族学博物館長。著書に、『宗教の始原を求めて― 南部アフリカ聖霊教会の人びと』(2014年、岩波書店)、『文化の「肖像」―ネットワーク型ミュージオロジーの試み』(2013年、岩波書店)、『文化の「発見」― 驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで』(1999年、岩波書店)など。
地図
オーバルホール(大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞社ビルB1)
詳しくはこちら(オーバルホールホームページ)交通機関
- ◆JR大阪駅(桜橋口)から徒歩8分
- ◆JR環状線福島駅から徒歩5分
- ◆阪神梅田駅から徒歩8分
- ◆地下鉄西梅田駅から徒歩8分
お問い合わせ先
- 国立民族学博物館 研究協力課
- TEL 06-6878-8209
- メールアドレス koenkai@idc.minpaku.ac.jp
- 日 時:2018年3月23日(金)