研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ
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2018年5月19日(土)
シンポジウム「デジタル写真データベースが拓く学術活動の未来―蓄積された画像資料をいかに活用するのか―」 -
科学研究費助成事業による研究プロジェクト「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化(2016-2018)」関連
チラシダウンロード[PDF:1.5MB]
- 日時:2018年5月19日(土)13:30 - 17:00(開場13:00)
- 場所:一橋大学 一橋講堂 中会議場
東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内 - 一般公開(参加無料/要事前申込[先着順]/定員100名)
- 主催:科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」(支援機能:地域研究画像デジタルライブラリ(略称DiPLAS)、中核機関:国立民族学博物館)
- 共催:国立民族学博物館
- 申込先:heritage★idc.minpaku.ac.jp
※送信の際、★のところを@マークに置き換えてください。
※申込みメールの本文には、お名前とご所属を明記してください。
趣旨
日本の研究者が世界各地で調査するさいに撮影した写真や動画などの画像資料は、調査当時の実態を記録した研究資源であると同時に、日本の学術史を反映する学術遺産でもあります。国立民族学博物館が中心となって進める「地域研究画像デジタルライブラリ」(略称DiPLAS、正式名称は主催者名を参照)では、広い意味で地域研究に関わって進められている科学研究費助成事業(科研費)プロジェクトを対象に、過去に蓄積された画像資料のデジタル化・共有化を技術的に支援してきました。
今回のシンポジウムでは、この分野での研究支援の重要性を訴えるとともに、支援プログラムが個々の研究の進展に及ぼした効果を検証し、今後の学術のありかたを構想します。シンポジウム終了後には、2018年度の支援プログラムへの応募を検討している科研費代表者を対象として、個々の質問にお答えする相談会を開催します。(応募期間は4月初旬から6月初旬の予定です。)研究支援代表者 吉田憲司(国立民族学博物館長)
プログラム
13:00 開場 13:30 - 13:40 開会のご挨拶
吉田憲司(国立民族学博物館長/DiPLAS研究支援代表者)13:40 - 14:10 「写真が築くグローバル・ネットワーク――DiPLASがめざすもの」
飯田卓(国立民族学博物館/DiPLAS研究支援分担者)14:10 - 14:40 「デジタルアーカイブズの構築支援とライブラリへの展開」
丸川雄三(国立民族学博物館/DiPLAS研究支援分担者)14:40 - 15:00 「アフリカの自然と人――45年間の画像記録から変化を考える」
市川光雄(京都大学名誉教授/科研費代表者)15:00 - 15:20 休憩 15:20 - 15:40 「アラビア半島オアシス生活の半世紀――現地社会への成果還元に向け」
縄田浩志(秋田大学/片倉もとこ記念沙漠文化財団/科研費代表者)15:40 - 16:10 「AI時代のデジタル写真データベース」
北本朝展(国立情報学研究所/DiPLAS研究支援協力者)16:10 - 16:55 総合討論 16:55 - 17:00 閉会のご挨拶
西尾哲夫(国立民族学博物館副館長/DiPLASプラットフォーム委員長/NIHU現代中東地域研究プロジェクト代表)DiPLASプロジェクトとは何か?
本事業の目的は、現在進行中の科学研究費助成事業(科研費)プロジェクトを対象とし、過去に蓄積された写真資料のデジタル化・データベース化を技術的に支援することで研究の進展を促すことにあります。この事業を通じて、国内外での学術調査に関わる写真資料を集積した「地域研究画像デジタルライブラリ(略称 DiPLAS)」を構築し、地域研究のさらなる発展に資するプラットフォームとして整備します。
プロジェクトに対する支援内容
プロジェクトの代表者が所有・保管または活用の依頼を受けている写真資料に対して、利用許諾もしくは著作権譲渡に関する手続きを行ったうえで、デジタル化・データベース化を進め、地域研究に有用な基本情報(テキスト)を付加して返却します。
対象となる資料
支援を受ける科研費プロジェクトの研究代表者が自身で撮影したもの、ならびに所有・保管または活用の依頼を受けている写真資料(乾板、ネガ、ポジ、デジタル画像。プリントは除く)。なお、写真資料はデジタル化作業後に返却します。
会場へのアクセス
場所:一橋大学 一橋講堂
東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内
東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線 神保町駅(A8 ・A9 出口)徒歩4 分
東京メトロ東西線 竹橋駅(1b 出口) 徒歩4 分
一橋大学一橋講堂への経路[一橋大学ホームページ]