ブータンの人々は今でもこれを懐に入れていて、お茶を飲むときにも、お酒を飲むときにも、ご飯のおかずを入れるときにも、このポップを用います。上等なものは、内側に銀をはりつけたものもあります。
ブータンの人たちは、外で食事をするときは、ご飯はこのポップを包んでいる布を広げて入れてもらいます。おはしやフォークは使わないので、このポップがあればどこでも食事が出来ます。
『ブータン』 p.165
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