モンゴルのブリューゲルと謳われるシャラブの絵画を模した民族誌絵画です。遊牧民の秋の一日を表現しています。ゲルを解体して移動している人々や、ウマに鞍をつけようとしている人々、ヒツジの毛からフェルトを作っている様子や結婚式の様子などが描かれています。右上にのぞいている建物はチベット仏教の寺院です。
『草原の遊牧文明』 p.23~30
絵画