国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱっく アイヌ文化にであう2―樹皮からつくる着物

 
ぱっくの種類
アイヌ文化にであう2
サラニプ〈編み袋〉
サラニ〈編み袋〉
北海道/日本

山で木の実を拾った時、海で貝を拾った時などに、この袋にいれます。囲炉裏にぶらさげてつかうこともあります。
これはポンサラニ(ポン=小さな、サラニ=編み袋)で、シュロひも(ヤシ科シュロの木の幹を包む毛をより合わせて作ったひも)をつかって編まれています。

製作された津田命子先生からのメッセージ

材料ははじめ、樹皮や草皮から採取した繊維をよってひもにしたものを使って編まれました。衣服や敷物を作り出したあとの弱かったり短かったりした材料で編み袋が作り出されていました。

参照資料

『パイアンロ』 p.10、11

モノ情報カード

サラニ〈編み袋〉

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