国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

民博通信

『民博通信』は、本館において現在計画中、および進行中の研究について、その学術的な特色、独創的な点、期待される成果などを、研究者を中心に広く発信するのが目的です。使用言語は、日本語です。年4回発行。

お問い合わせは、国立民族学博物館 編集室まで。
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Fax: 06-6878-7503
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2011 No.134

評論・展望 フォーラム化する文化人類学――大学共同利用機関としての国立民族学博物館が果たすべき役割を考える
2011年9月30日発行

バックナンバー

目次

研究プロジェクト
国家統制と共同体自治
機関研究●「包摂と自律の人間学」領域 近代ヒスパニック世界における国家・共同体・アイデンティティ──スペイン領アメリカの集住政策の研究
齋藤晃
プラント・マテリアル──植物からモノまでのプロセス
共同研究●プラント・マテリアルをめぐる価値づけと関係性
落合雪野
産むのも育てるのも大変──インドネシア・ジャワ島の近代化とリプロダクション
共同研究●リプロダクションと家族のオールターナティブデザイン──文化と歴史の視点から
松岡悦子野
身体に媒介されたエートスや暴力から〈紛争〉を捉える視点の可能性へ
共同研究●オセアニアにおける独立期以降の〈紛争〉に関する比較民族誌的研究
丹羽典生
もうひとつの森──“モノ”と“モノ語り”をつなぐ場所
共同研究●民族学博物館における表現創出を活用した異文化理解プログラムの開発~多元的な場での“気づきの深化”のデザイン化~
西洋子
近代システムの専門分化が生み出すサファリングとケア
共同研究●サファリングとケアの人類学的研究
浮ヶ谷幸代
2011年度人形造り物セッション
共同研究●民俗行事における造り物の多様性
福原敏男
「間で営まれる生」の尊重される社会に向けて
共同研究●アジア・アフリカ地域社会における〈デモクラシー〉の人類学――参加・運動・ガバナンス
真崎克彦
フィールドワークのなかの映像制作
共同研究●映像の共有人類学──映像をわかちあうための方法と理論
村尾静二
「自由」への人類学的接近:サバルタン研究をこえて
共同研究●〈アサイラム空間〉の人類学:社会的包摂をめぐる開発と福祉パラダイムを再考する
内藤直樹
ことばの系統や言語変化の理解にむけた新しい方法論の可能性
共同研究●言語の系統関係を探る――その方法論と歴史的研究における意味
菊澤律子

No.133 All No.135

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