みんぱくでの公開ダンスワークショップも3回目を迎えました。今年は、春3月に行います。前回のワークショップで一緒にからだを動かした皆さん、お待たせしました。初めての方、一体これは何だろうと思われた方、"博物館でのダンス"を少しのぞきに、みんぱくまで足を運んでみませんか。全てが始まる春にふさわしい新しい体験があなたを待っています。

このワークショップでは、東京を拠点に活動している＜みんなのダンスフィールド＞のメンバーと、関西からの参加者がみんぱくで出会い、展示場を見学して学んだことや感じ取ったことを創作ダンスで表現します。障害のある人やない人、女性や男性、子どもや大人、ダンスの経験のある人、はじめてダンスをする人・・、さまざまな人がみんぱくの展示にアクティブにかかわりながら、ともに創り、ともに踊る二日間です。

今年のワークショップの目標は「つなげる」です。

＜みんなのダンスフィールド＞は、前回のワークショップの題材をさらに広げて、ダンスのバージョンアップをしました。一方、みんぱくでは昨年秋から関西の有志が集まって、継続的にダンス創りをしてきました。今回のワークショップの初日にはその成果を発表してもらいます。2日目は、参加者全員で新しいテーマに取り組み、ダンス創りを楽しみ、作品をお互いに見せ合います。

いろいろな個性をもった人たちの「つながり」、さまざまな文化と私たちとの「つながり」、それを意識して創ってきたダンスを、これまでの取り組みを踏まえて未来に「つなげる」。30周年を迎えたみんぱくを、地域の人びとと多様なかたちで「つなぐ」ための１つのパイプを加える。いろいろなつながりの輪をワークショップを通じて広げてゆきます。

2日間のワークショップですが、どちらか1日だけの見学でも大歓迎です。教育や福祉、博物館活動に関心をもっている方、ダンスに興味のある方など、このワークショップの目的に関心のある方のご来場をお待ちしています。

≪みんなのダンスフィールド≫について
年齢や性別、からだの大小や障害の有無などに関わらず、さまざまな"みんな"が集まり、からだや動きで、"共に"表現するダンスグループ。それぞれの個性が響きあうinclusiveなフィールドを目指して、1998年から地域社会での活動を開始した。
誰でも参加できる定期的な活動のほかに、毎年のパフォーマンス（計8回）、学校・児童館等との交流（杉並区・練馬区・三鷹市等）、教育・福祉関係者等を対象とするワークショップ（神奈川県・愛媛県・石川県等）を積極的に展開している。
http://homepage2.nifty.com/co-dance/