国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ

2013年2月23日(土)
《機関研究成果公開》国際シンポジウム「布を使う人、布に包まれる身体」

チラシダウンロード[PDF:2.19MB]
  • 日時:2013年2月23日(土) 10:00~17:05
  • 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
  • 言語:日本語、英語(同時通訳付き)
  • 主催:国立民族学博物館
  • 参加方法:一般公開・事前申込みをお願いします(往復葉書・Eメール)。
  • 定員:40名ほどご参加いただけます。(定員に達しましたら受付を締め切ります。)
  • お申込み・お問い合せ:国立民族学博物館・布事務局
    〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
    Eメール cloth★idc.minpaku.ac.jp ※★を@に置き換えて送信ください。
 

趣旨

人とテキスタイル(あるいは衣服)がどう結びつき互いに影響し合っているかを議論するシンポジウムを開きます。文化人類学者、記号学者、ファッション研究者その他隣接分野の方々が集まり、一般的に言えば、ものの物質性、人がおびる物質性、ものと(それ自体ものでもある)人との関係、ものが人に向けて働かせるエージェンシーといった問題関心を背景に、布に焦点を当てて議論しようというものです。研究者であってもなくても、布、衣服、ファッションに関心のある方、お集まりください。

プログラム

10:00 開会
10:00~10:05 館長挨拶 須藤健一
10:05~10:20 趣旨説明と発表者の紹介 関本照夫(国立民族学博物館)
10:20~11:10 Karen Tranberg Hansen(アメリカNorthwestern大学人類学部名誉教授): Dressed Bodies, Everyday Fashion Practices, and Livelihoods: Perspectives from Africa
11:10~11:20 休憩
11:20~12:10 深井晃子(京都服飾文化研究財団):布の復権:袋小路のファッション
12:10~13:00 休憩
13:00~13:40 関本照夫:How Cloth Positions People in Their World: A Case of Indonesian Batik
13:40~14:20 小野原教子(兵庫県立大学):袈裟とファッション
14:20~14:40 休憩
14:40~15:20 小川さやか(国立民族学博物館):古着とぱちもんの流通・消費に見るタンザニアの現代消費文化
15:20~16:00 Toby Slade(東京大学):The New Wrapping: Japanese Sartorial Modernity
16:00~16:10 休憩
16:10~17:00 コメントと質疑・討論
17:00~17:05 閉会挨拶 小川さやか