スタッフの紹介
略歴
- 筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。筑波大学歴史・人類学系文部技官、筑波大学歴史・人類学系助手を歴任。
- 1990年より民博。
専門分野
- 文化人類学
- 1)ドイツ、オーストリアの民族誌
- 2)中部ヨーロッパの歴史人類学
研究のキーワード
ケルンテン(オーストリア)、ベルリン(ドイツ)、ウィーン(オーストリア)、ヨーロッパ、オーストリア人、スロヴェニア人、ドイツ人、文化人類学、民俗学、社会史
現在の研究課題
人類学の記述とその社会的文脈
所属学会
日本文化人類学会
主要業績
- 2019
- 編著『ケアが生まれる場 他者とともに生きる社会のために』ナカニシヤ出版 ナカニシヤHP紹介ページへ
- 2014
- 編著『ヨーロッパ人類学の視座 ソシアルなるものを問い直す』京都:世界思想社 世界思想社ホームページ 紹介欄へ
- 2013
- 編著 The Anthropology of Europe as Seen from Japan: Considering Contemporary Forms and Meanings of the Social (Senri Ethnological Studies 81). National Museum of Ethnology, Osaka. 目次へ / みんぱくリポジトリへ
- 2004
- 編著『ヨーロッパ人類学 近代再編の現場(フィールド)から』東京:新曜社 新曜社ホームページ 紹介欄へ
- 2002
- 編著『歴史叙述の現在─歴史学と人類学の対話』京都:人文書院 人文書院ホームぺージ 紹介欄へ
- 1999
- 単著『土地を読みかえる家族―オーストリア・ケルンテンの歴史民族誌』東京:新曜社 新曜社ホームページ 紹介欄へ
館外活動(大学教育、社会活動等)
- 総合研究大学院大学文化科学研究科併任教授
- Wissenschaftlicher Beirat von Historische Anthropologie: Kultur-Gesellschaft-Alltag (Koln, Weimar, Wien)
代表者を務めた研究プロジェクト
- 共同研究「家族と社会の境界面の編成に関する人類学的研究――保育と介護の制度化/脱制度化を中心に」(2014-2018)
- 科研「ポスト福祉国家時代のケア・ネットワーク編成に関する人類学的研究」(2015-2017)
- 科研「21世紀の市民運動に関する文化人類学的研究―ベルリン外国人集住地区の事例」(2010-2013)
- 科研「戦後民俗学の展開に関するドイツと日本の比較研究─社会における学問実践の形」(2007-2009)
- 共同研究「ソシアル概念の再検討―ヨーロッパ人類学の問いかけ」(2006-2009)
- 共同研究「ヨーロッパ人類学の可能性」(1999-2000)
経歴詳細
学歴
筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学(1989)
職歴
- 筑波大学歴史・人類学系文部技官(1989)
- 筑波大学歴史・人類学系助手(1990)
- 国立民族学博物館第3研究部助手(1990)
- 国立民族学博物館第3研究部助教授(1997)
- 国立民族学博物館民族社会研究部助教授(1998)
- 総合研究大学院大学文化科学研究科併任(1999)
- 国立民族学博物館研究戦略センター助教授(2005)
- 国立民族学博物館研究戦略センター教授(2006.8.1)
- 国立民族学博物館 研究戦略センター長(2009.4.1-2011.3.31)
- 国立民族学博物館民族文化研究部教授(2011.4.1)
学位
- 文学修士(筑波大学歴史・人類学研究科 1984)
- 文学博士(筑波大学歴史・人類学研究科 1997)
- [学位論文]
1997 『農村社会の名誉と住民意識:オーストリア・ケルンテン州N教区の民族誌』 (筑波大学歴史・人類学研究科)
研究詳細
中部ヨーロッパの都市の外国人文化。さまざまな民族文化を抱え込みながらヨーロッパ統合を経験しているヨーロッパ都市において、外国人の生活文化が、市民階級や労働者がつくりあげてきた文化と、どのように衝突し、あるいは適応して、都市のなかに位置づけられつつあるのか、とくに都市の集合住宅における生活文化の民族誌および歴史人類学を通して、明らかにしていく。
業績詳細
単著
- 1999
- 『土地を読みかえる家族―オーストリア・ケルンテンの歴史民族誌』東京:新曜社 新曜社ホームページ 紹介欄へ
編著書
- 2019
- 『ケアが生まれる場 他者とともに生きる社会のために』ナカニシヤ出版 ナカニシヤHP紹介ページへ
- 2014
- 『ヨーロッパ人類学の視座 ソシアルなるものを問い直す』京都:世界思想社 世界思想社ホームページ 紹介欄へ
- 2014
- Special Issue Exhibiting Cultures: Comparative Perspectives from Japan and Europe, Bulletin of the National Museum of Ethnology 38(4): 461-554.
- 2013
- The Anthropology of Europe as Seen from Japan: Considering Contemporary Forms and Meanings of the Social (Senri Ethnological Studies 81). National Museum of Ethnology, Osaka. 目次へ / みんぱくリポジトリへ
- 2004
- 『ヨーロッパ人類学 近代再編の現場(フィールド)から』東京:新曜社 新曜社ホームページ 紹介欄へ
- 2002
- 『歴史叙述の現在─歴史学と人類学の対話』京都:人文書院 人文書院ホームぺージ 紹介欄へ
共著
- 2003
- 『民族』(近代ヨーロッパの探求10)(大津留厚、野村真理、伊東信宏、岡本真理、進藤修一) ミネルヴァ書房ホームページ 紹介欄へ
論文
- 2019
- 「序章 ケアが生まれる場へ」森 明子編『ケアが生まれる場―他者とともに生きる社会のために』pp.1-16、ナカニシヤ出版
- 2019
- 「街区のラーデン―1980年代ベルリンの再開発とケア」森 明子編『ケアが生まれる場―他者とともに生きる社会のために』pp.170-188、ナカニシヤ出版
- 2018
- 「移民が語る都市空間―想像界と場所について」大場茂明・大黒俊二・草生久嗣編『文化接触のコンテクストとコンフリクト―環境・生活圏・都市』pp.141-168, 清文堂
- 2017
- 「社会的なものをいかに描くか――ケアが発動する場所への関心」『民博通信』157: 4-9, 国立民族学博物館
- 2014
- 「序章 ソシアルなるものへの関心とヨーロッパ人類学」森 明子 編『ヨーロッパ人類学の視座 ソシアルなるものを問い直す』pp.1-28, 世界思想社
- 2014
- 「新しいネイバーフッドの形成―ベルリン・クロイツベルクの事例」森明子 編『ヨーロッパ人類学の視座 ソシアルなるものを問い直す』pp.79-105, 世界思想社
- 2014
- "Introduction: Exhibiting Cultures from Comparative Perspectives", Special Issue Exhibiting Cultures: Comparative Perspectives from Japan and Europe, Bulletin of the National Museum of Ethnology 38 (4): 461-473.
- 2014
- "Exhibiting European Cultures in the National Museum of Ethnology, Osaka", Special Issue Exhibiting Cultures: Comparative Perspectives from Japan and Europe, Bulletin of the National Museum of Ethnology 38 (4): 475-494.
- 2013
- "Considering Contemporary Forms and Meanings of the Social: The Anthropology of Europe", in Akiko Mori (ed.) The Anthropology of Europe as Seen from Japan: Considering Contemporary Forms and Meanings of the Social (Senri Ethnological Studies 81), pp.3-14. Osaka: National Museum of Ethnology.
- 2012
- "Japan", In Regina F. Bendix and Galit Hasan-Rokem (eds), A Companion to Folklore, pp.211-233, Chichester: Blackwell Publishing Ltd.
- 2012
- "Japan, in Companion to Folklore", Wiley Online Library (eds R. F. Bendix and G. Hasan-Rokem, John Wiley & Sons, Ltd, Chichester, UK.) doi: 10.1002/9781118379936.ch11
- 2011
- 「ベルリンのトルコ系移民の仕事とソーシャル・ネットワークについて」竹沢尚一郎編『移民のヨーロッパ―国際比較の視点から』明石書店:32-50
- 2009
- 「外国人労働者の定住化―ベルリンにおける世代交代の事例から」『移民とともに変わる地域と国家』国立民族学博物館調査報告83, 15-28, 国立民族学博物館
- 2009
- 「ドイツの民俗学と文化人類学」『国立民族学博物館研究報告』33(3), 397-420, 国立民族学博物館
- 2009
- 「マイノリティの歴史学―オリエンタリズム、ジェンダー、ポスト・コロニアリズム」『岩波講座哲学11 歴史/物語の哲学』pp.161-184, 岩波書店
- 2008
- 「特集接合と連帯の人類学―ソシアルなるものとは何か」(責任編集森明子)『民博通信』121: 1-5, 国立民族学博物館
- 2007
- 「寡婦が生まれる条件―オーストリア農村の結婚について」椎野若菜編『やもめぐらし―寡婦の文化人類学』64-87,明石書店
- 2005
- 「オーストリア農村の家――家の『自立』と人の『自立』」『アジア遊学74 アジアの家社会』pp.140-152, 勉誠出版
- 2005
- 「大都市と移民――ベルリンにおける『外国人』カテゴリーと『多文化』意識」『国立民族学博物館研究報告』30(2):145-229, 国立民族学博物館
- 2004
- 「家族の再編と現代都市―ベルリンのトルコ移民第二世代をめぐって」森明子編『ヨーロッパ人類学』pp. 86-107, 新曜社
- 2004
- 「序 ヨーロッパ人類学の可能性」森明子編『ヨーロッパ人類学』pp.1-26, 新曜社
- 2003
- 「住民社会におけるネーションの意味―オーストリア・ケルンテンのスロヴェニア人をめぐって」大津留厚ほか共著『民族』(近代ヨーロッパの探求10) pp.69-131, ミネルヴァ書房
- 2003
- 「洗濯機以前と以後―ドイツの洗濯と清潔」近藤雅樹編『日用品の二〇世紀』pp.258-273, ドメス出版
- 2002
- 「序論 対話への期待―文化・歴史・権力」森 明子編『歴史叙述の現在―歴史学と人類学の対話』pp.7-32, 人文書院
- 2001
- 「農村の時間認識と歴史」前川和也編『コミュニケーションの社会史』pp.253-275, ミネルヴァ書房
- 2000
- 「隣人と間借り人-農村の住民であるあり方」福井勝義編『近所づきあいの風景 講座人間と環境第8巻』pp.168-188, 昭和堂
- 1998
- 「完成することのないハウス」佐藤浩司編『住まいにいきる』pp.137-154, 学芸出版社
- 1998
- 「人の身体はいかに読まれるか――オーストリア農村の調査より」『思想』887: 75-92
- 1998
- 「出稼ぎ労働とハウスの意味」比較家族史学会監修 丸山 茂ほか編『家族のオートノミー』pp.222-244, 早稲田大学出版部
- 1997
- 「農村の職業と労働経験の意味―オーストリア農村教区の調査から」前川和也編著『ステイタスと職業――社会はどのように編成されていたか』315-336, ミネルヴァ書房
- 1996
- 「ヨーロッパ―日本における民族学・文化人類学的研究」クライナー・ヨーゼフ編『日本民族学の現在』pp.361-368, 新曜社
- 1995
- 「人格の表象としてのバウアー」川田順造編『ヨーロッパの基層文化』pp.321-337, 岩波書店
- 1995
- "Grab, Epitaph und Friedhof. Neue Zugaenge ethnologischer Familienforschung am Beispiel einer Kaerntner Landgemeinde", in HISTORISCHE ANTHROPOLOGIE. KULTUR・GESELLSCHAFT・ALLTAG, 3(1): 112-124.
- 1995
- "Familiengrabpflege in ethnologischer Sicht: eine Dorfforschung in Suedostkaernten", in L'HOMME. ZEITSCHRIFT FUER FEMINISTISCHE GESCHICHTSWISSENSCHAFT, 6 (2) : 86-97.
- 1995
- 「女性の記述カテゴリーの変化―オーストリア農村の教区記録より」『女性史学』5, 17-30 女性史総合研究会編
- 1994
- 「文芸における山の空間認識」『国文目白』33, 178-18 日本女子大学国語国文学会
- 1993
- 「中欧研究における歴史学と人類学―Historische Anthropologie誌によせて」『民博通信』62: 54-67, 国立民族学博物館
- 1992
- 「オーストリア農村の『家族』と奉公人制度」『社会人類学年報』18: 57-86,東京都立大学社会人類学会,弘文堂
- 1991
- 「ライフヒストリーと世帯構成票―オーストリアの家をとらえる視角」『民博通信』52: 40-56, 国立民族学博物館
- 1991
- 「オーストリア農村における『家の墓』と女性のサービス」『国立民族学博物館研究報告』16(2) : 223-260, 国立民族学博物館
- 1990
- 「記憶装置としての民俗空間――新島若郷」牛島 巌 編『伊豆七島における島世界の民俗学・文化人類学的研究』141-156 (昭62~平成元年科学研究費補助金研究成果報告書)
- 1990
- 「ヨーロッパ家族史研究における『家族』概念をめぐって―ミッテラウアーを中心として」『歴史人類』18 : 175-198, 筑波大学歴史・人類学系
- 1989
- 「生活共同集団の展開過程とエステイトの維持─オーストリア、ケルンテン州N教区の事例から」『民族学研究』54(1), 20-43
- 1989
- "das ganze Haus" und Familien "Network" : die Lebenskonzepte der Frauen in einerGemeinde Suedostkaerntens. Hersg. Kossek/Langer/Seiser Verkehren der Geschlechter, Reflexionen und Analysen von Ethnologinnen, Reihe Frauenforschung Bd.10. , Wien, Frauen Verlag, pp.208-220.
その他の著作
- 2019
- 「家賃高騰の影」ドイツの保育園④、『毎日新聞』1月26日版
- 2019
- 「学童保育」ドイツの保育園③、『毎日新聞』1月19日版
- 2019
- 「多文化教育」ドイツの保育園②、『毎日新聞』1月12日版
- 2019
- 「キンダーラーデン」ドイツの保育園①、『毎日新聞』1月5日版
- 2018
- 「新世紀ミュージアム プロイセン文化財 ベルリン国立博物館群 ヨーロッパ諸文化博物館」『月刊みんぱく』42(3):16-17 国立民族学博物館
- 2017
- 「季節の行事――お正月とクリスマス」野林厚志監修『日本と世界のくらし』pp. 42-45, 汐文社
- 2016
- 「そして、私たちは愛に帰る――ドイツとトルコを結ぶ第二世代の物語」小長谷有紀ほか編『ワールド・シネマ・スタディーズ』pp.23-30, 勉誠出版
- 2016
- 「シンセキのオバサンのような立ち位置」『月刊みんぱく』40(10):10-11 国立民族学博物館
- 2015
- 「パースペクティヴを展示する―ベルリン、ヨーロッパ諸文化博物館の試み」『民博通信』151:24, 国立民族学博物館
- 2015
- 「ケアの実践から家族と社会の編成を考える」『民博通信』148:14-15, 国立民族学博物館
- 2014
- 「場所・空間」国立民族学博物館編『世界民族百科事典』丸善:239
- 2014
- 「空間の象徴的意味」国立民族学博物館編『世界民族百科事典』丸善:240-241
- 2014
- 「民族学博物館」国立民族学博物館編『世界民族百科事典』丸善:514-515
- 2014
- 「カーニバルと他者表象」国立民族学博物館編『世界民族百科事典』丸善:746-747
- 2013
- 「現代の民族衣装 ディルンドル」みんぱくe-news 140号
- 2012
- 「古くて新しい都市の足」『毎日新聞』12月6日版
- 2012
- 書評 石川真作著『ドイツ在住トルコ系移民の文化と地域社会』、『図書新聞』2012年8月11日版
- 2012
- 「産業化とともに― 一九世紀末~二〇世紀初頭のヨーロッパ」『月刊みんぱく』36(6):6-7 国立民族学博物館
- 2012
- 「手織り亜麻布のイニシャル刺繍入りシャツ」みんぱくe-news 129号
- 2011
- "The Anthropology of Europe and its Extending Horizons", Minpaku Anthropology Newsletter 32: 15.
- 2010
- "An Anthropological Study of Europe: What Does It Mean to be Social?", Minpaku Anthropology Newsletter 31: 1-3.
- 2010
- 「『きれい』という感覚について」『ビルと環境』№129:4-9 財)ビル管理教育センター
- 2009
- 「記される移民、記す移民」日本文化人類学会編『文化人類学事典』pp.274-275, 丸善
- 2009
- 「ヨーロッパの移民問題」日本文化人類学会『文化人類学事典』pp.314-315, 丸善
- 2008
- 「子どもの自立まで」『洗濯の科学』53(4): 46-49, 洗濯科学協会
- 2008
- 「シンポジウム生活と環境―日本における暮らしのエコ再考―」『日本家政学会誌』59(9): 69-73, 85-86, 日本家政学会
- 2008
- 「共同性への問い」『民博通信』121: 16, 国立民族学博物館
- 2008
- 「生活のなかで環境を考える」『洗濯の科学』53(1):32-35, 洗濯科学協会
- 2007
- 「シングルという視点への試み―農村の「間借り人」の交換関係を考える」『アジア・アフリカ言語文化研究所 通信』121:66-67, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
- 2007
- 「けがれ、衛生管理、あるいは癒し」『月刊みんぱく』31(11):14, 国立民族学博物館
- 2007
- 「町のつながりをつくる―ベルリンのスープ・フェスティバル―」『洗濯の科学』52(3):51-55, 洗濯科学協会
- 2007
- 「家族の歴史とともに」『世界を集める―研究者の選んだみんぱくコレクション』:92-93, 国立民族学博物館
- 2007
- 「生活スタイルを選択すること―暖房装置の近代化をめぐって」『洗濯の科学』52(1):47-51,洗濯科学協会
- 2006
- 「ベルリンのグラフィティ―都市空間に描く」『洗濯の科学』51(3):44-48, 洗濯科学協会
- 2006
- 「勤勉な家事の系譜―マンゲルからアイロンへ―」『洗濯の科学』51(1):38-41, 洗濯科学協会
- 2005
- 「現代家族の肖像―ベルリンの娘・トルコの親―」『洗濯の科学』50(2):36-39, 洗濯科学協会
- 2005
- 「刹那的で対面的な大都市の人間関係」『洗濯の科学』50(1):28-31 洗濯科学協会
- 2004
- 評論「ミッテラウアー、ミヒャエル『歴史人類学の家族研究―ヨーロッパ比較家族史の課題と方法』」『文化人類学文献事典』p.226, 弘文堂
- 2004
- 評論「森明子『土地を読みかえる家族―オーストリア・ケルンテンの歴史民族誌』」『文化人類学文献事典』p.646, 弘文堂
- 2004
- 「クリスマスツリーと家族」『洗濯の科学』49(4): 30-33,洗濯科学協会
- 2004
- 「『ひげ文字』で名前を書く」『月刊みんぱく』28(11): 18-19,国立民族学博物館
- 2004
- 「旅する文化の研究―外国人講師として―」『洗濯の科学』49(3): 30-33, 洗濯科学協会
- 2004
- 「家事労働のゆくえ―近代家族とグローバル化―」『洗濯の科学』49(2): 14-17, 洗濯科学協会
- 2004
- 「都市と訪問者―集合住宅の不安」『民博通信』104: 29-32, 国立民族学博物館
- 2004
- 「フィールドからの問いかけ」『総研大ジャーナル』5: 5-7, 総合研究大学院大学教育研究交流センター
- 2004
- 「集合住宅の玄関」『洗濯の科学』49(1): 37-40, 洗濯科学協会
- 2003
- 「収納と間」『洗濯の科学』48(4): 30-33, 洗濯科学協会
- 2003
- 「ドイツのネズミ」『洗濯の科学』48(3): 40-43, 洗濯科学協会
- 2003
- 「アクアとサイクロン」『洗濯の科学』48(2): 32-35, 洗濯科学協会
- 2003
- 「光を味わう」『洗濯の科学』48(1): 30-33, 洗濯科学協会
- 2003
- 「ドイツにいるトルコ人はどのような人びとか」月刊みんぱく編集部編『キーワードで読みとく世界の紛争』pp.222-224, 河出書房新社
- 2003
- 「ヨーロッパで極右政党が躍進しているのはなぜか」月刊みんぱく編集部編『キーワードで読みとく世界の紛争』pp.188-191, 河出書房新社
- 2002
- 「環境を商品にする条件」『洗濯の科学』47(4): 34-37,洗濯科学協会
- 2002
- 「市民道徳としての『健康』」『洗濯の科学』47(3): 26-29, 洗濯科学協会
- 2002
- 「共同生活と身体感覚」『洗濯の科学』47(2): 37-40, 洗濯科学協会
- 2002
- 「ピット=リバース『シエラの人びと』」松田素二・川田牧人編『エスノグラフィー・ガイドブック─現代世界を複眼でみる』pp.254-255, 嵯峨野書院
- 2002
- 「私的と公的のあいだ」『洗濯の科学』47(1): 38-41, 洗濯科学協会
- 2002
- 「歴史叙述の現在-歴史学と人類学の対話」『民博通信』96:73-82, 国立民族学博物館
- 2002
- 「ヨーロッパ人類学の可能性」『民博通信』95: 44-48, 国立民族学博物館
- 2001
- 「コンポストをめぐって」『洗濯の科学』46(4): 32-35, 洗濯科学協会
- 2001
- 「自転車人気質」『洗濯の科学』46(3): 26-29, 洗濯科学協会
- 2001
- 「多文化都市の清潔教育」『洗濯の科学』46(2): 28-31, 洗濯科学協会
- 2001
- "Historiography Now: A Dialogue between History and Anthropology: International Symposium 13-15 November 2001", Minpaku Anthropology Newsletter 13: 14
- 2001
- 「「場」による歴史の生成」重信幸彦編『<口承>研究の地平』pp.34-38, 「口承」研究の会発行
- 2001
- 「19世紀における都市の清掃制度」『洗濯の科学』46(1):28-31, 洗濯科学協会
- 2000
- 「暖の文化」『洗濯の科学』45(4):26-29, 洗濯科学協会
- 2000
- 「都市空間としての公園(1)」『洗濯の科学』45(3): 26-29, 洗濯科学協会
- 2000
- 「民族編オーストリア」「民族編ドイツのオーストリア」「地域・国家編オーストリア」『世界民族事典』p.129, p.435, p.963, 弘文堂
- 2000
- 「ハイマート―祖国―意識の重層」『洗濯の科学』45(2):22-25, 洗濯科学協会
- 2000
- 「資源とゴミのあいだ」『洗濯の科学』45(1): 24-27, 洗濯科学協会
- 1999
- 「日本人と洗濯機」『洗濯の科学』44(4): 22-25, 洗濯科学協会
- 1999
- 「入浴・バス・シャワー」『洗濯の科学』44(3): 24-27, 洗濯科学協会
- 1999
- 「ヨーロッパにも日本のナマハゲのような行事があるのか」月刊みんぱく編集部編『一〇〇問一〇〇答 世界の民族生活百科』pp.148-150
- 1999
- 「『小公女』をよむ―夜のようにくらい見知らぬ町」『月刊みんぱく』23(6): 14-16 千里文化財団
- 1999
- 「『居間』という空間について」『洗濯の科学』44(2): 28-31, 洗濯科学協会
- 1999
- 「言語と方言におけるアイデンティティー」庄司博史編『ことばの二〇世紀』pp.212-215, ドメス出版
- 1999
- 「文化が配置される座標」田村克己編『文化の生産』pp.258-261, ドメス出版
- 1998
- 「オーストリアの謝肉祭の衣装」『月刊みんぱく』22(4): 表紙裏, 千里文化財団
- 1998
- 「『外国人』のウィーン」『月刊みんぱく』22(1):15-17, 千里文化財団
- 1996
- 「親族・ヨーロッパ」比較家族史学会編『事典家族』p.484, 弘文堂
- 1995
- 「オーストリアのリンゴ酒、モスト」山本紀夫・吉田集而編『酒づくりの民族誌』pp.151-158, 八坂書房
- 1993
- 「母と娘の聖夜」『月刊みんぱく』17(11): 15-17, 千里文化財団
- 1993
- 「山の風景」『TOKK』259: 22-23, TOKK発行所
- 1993
- 「民族意識の重層性」『高知新聞1993.6.29』ほか(共同通信配給)
- 1992
- 「結婚式のペルシアグルミ」「ゲルマンの聖なるカシの木」「ドイツのハシバミ」松山利夫・山本紀夫編『木ノ実の文化史』pp.163-168, 朝日新聞社
- 1992
- 「清潔観の違い――ヨーロッパと日本」『洗濯の科学』37(3):9-15, 洗濯科学協会
- 1992
- 「調理から食卓までつかう、まな板とナイフ」『季刊民族学』16(2):46-47, 千里文化財団
- 1991
- 「洗いのなかの清潔観―ヨーロッパと日本」『FRONT』4(3): 28-30, リバーフロント整備センター
- 1991
- 「『洗う』家事の東西」『月刊みんぱく』15(8): 12-13, 千里文化財団
- 1991
- 「Q&AO ナマハゲと比較されるヨーロッパの民俗」『月刊みんぱく』15(1): 22 千里文化財団
- 1990
- 「パンの味」『TOKK』224: 16-17, TOKK発行所
- 1990
- 「アルプスの谷を生きる女たち―オーストリア東南、ドラウの谷」『ハッピーエンド』1990(11): 66-71, ハッピーエンド通信社
- 1989
- 「書評 M.アンダーソン『家族の構造・機能・感情 家族史研究の新展開』」『族』9: 63-65, 筑波大学民族学研究室
口頭発表等
- 2019
- “Exhibiting Europe in an Ethnological Museum in Japan: Rethinking the Opposition between the Self and Others”, Conference: What’s Missing? Collecting and Exhibiting Europe. Museum Europäischer Kulturen, Staatliche Museen zu Berlin, Berlin.(2019.6.27)
- 2019
- 「ケア労働者を迎える家族:オーストリア農村の調査から」日本文化人類学会第53回研究大会、(於)東北大学(2019.6.2.)
- 2019
- 「社会運動からみる歴史の展開、コメント」学術潮流フォーラム国際シンポジウム『歴史のロジックと構想力――世界のフィールドから』(於)国立民族学博物館 (2019.3.1.)
- 2019
- 「ケアが生まれる場をとらえる」国立民族学博物館共同研究会『カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて』(研究代表者 内藤直樹)(於)国立民族学博物館 (2019.1.26)
- 2017
- “Introduction: Why does an anthropology of care arouse our interest?” Colloquium Thinking about an anthropology of care: A discussion with F. Aulino and J. Danely, National Museum of Ethnology, Osaka.(2017.12.9)
- 2017
- 「ネイバーフッドの可能性:ベルリン街区におけるケアの発動について」日本文化人類学会第51回研究大会、分科会発表(於)神戸大学(2017.5.27)
- 2017
- 「ケアの実践を通して編成される社会:場所を奪われた人々が生きる場所について」日本文化人類学会第51回研究大会、分科会趣旨発表(於)神戸大学(2017.5.27)
- 2017
- Colloquium Thinking about care as social organization: A Discussion with T. Thelen and K. Buadaeng, National Museum of Ethnology, Osaka. (2017.2.19)
- 2016
- 「ケア概念の可能性―社会的なものの民族誌のために」日本文化人類学会第50回研究大会、個人発表(於)南山大学(2016.5.28-29)
- 2016
- 「幼少期への介入―ベルリン調査から考える」国立民族学博物館共同研究会『家族と社会の境界面の編成に関する人類学的研究―保育と介護の制度化/脱制度化を中心に』(研究代表者 森明子)(於)国立民族学博物館(2016.5.14)
- 2015
- 「移民が語る都市空間」大阪市立大学平成27年度国際学術シンポジウム 『EU諸地域における環境・生活圏・都市―文化接触のコンテクストとコンフリクト』、(於)大阪市立大学田中記念館(2015.12.7)
- 2015
- 「街区はいかにつくられたか――開発・再開発と保育園」大阪市立大学平成27年度国際学術シンポジウム『EU諸地域における環境・生活圏・都市―文化接触のコンテクストとコンフリクト』基調講演、(於)大阪歴史博物館講堂(2015.12.4)
- 2015
- “Introduction to ‘Thinking about Cultural Heritage Regimes'”, The International Forum-Thinking about Cultural Heritage Regimes. A Discussion with Prof. Regina Bendix. National Museum of Ethnology, Osaka. (2015.10.13)
- 2014
- "Rethinking the Social in Berlin: An Ethnographic Study", in the Panel: Mutual Anthropology: A Proposal for Future Equality in the Discipline. IUAES(the International Union of Anthropological and Ethnological Sciences) 2014. Makuhari Messe International Convention Complex, Chiba. (2014.5.16)
- 2014
- 「コメント:国際比較からみた東アジアの民俗学」国際シンポジウム東アジアの民俗学:歴史と課題、(於)京都大学時計台記念館(2013.11.9)
- 2013
- "Making Exhibition of European Cultures in Japan: A Case of Minpaku 2012", International Symposium - Exhibiting Cultures: Comparative Perspectives from Japan and Europe. National Museum of Ethnology, Osaka. (2013.3.17)
- 2013
- "Introduction to the Exhibiting Cultures: Comparative Perspectives from Japan and Europe", International Symposium - Exhibiting Cultures: Comparative Perspectives from Japan and Europe. National Museum of Ethnology, Osaka. (2013.3.17)
- 2012
- 「民俗学実践のかたち:ミュンヘン協会の変遷を事例として」国立民族学博物館共同研究会『日本におけるネイティヴ人類学/民俗学の成立と文化運動:1930年代から1960年代まで』(研究代表者 重信幸彦)(於)国立民族学博物館(2012.12.25)
- 2012
- 「ベルリンのキンダーラーデン運動について――1980年代から21世紀初頭へ」日本文化人類学会第46回研究大会、(於)広島大学(2012.6.24)
- 2011
- "Introduction to the Anthropology of Europe and its Extending Horizons", International Workshop: The Anthropology of Europe and its Extending Horizons. National Museum of Ethnology, Osaka, Japan.(2011.1.29)
- 2010
- 「趣旨説明:アルブレヒト・レーマン講演―神秘化された森と環境保護運動、ドイツの事例より」(於)国立民族学博物館(2010.9.25)
- 2010
- 「ドイツにおける民俗学/ヨーロッパ・エスノロジーの展開―テュービンゲン、マールブルグ、ゲッティンゲンを中心に」第851回 日本民俗学会談話会「さらば『民俗学』―新しい《民俗学》の再構築に向けて(6)ドイツ民俗学案内」、(於)成城大学(招待講演)(2010.6.18)
- 2009
- 「コメント:社会的なるものの持続性―「環境」から考える―」京都人類学研究会2009年12月季節例会、(於)京都大学稲盛財団記念館(2009.12.26)
- 2009
- 「博覧の世紀をめぐって」心が生きる教育のための国際拠点グローバルCOEワークショップ「メディア文化政策における《博覧の世紀》との可能性」(於)京都大学烏丸キャンパス(2009.10.23)
- 2009
- 「コメント:民俗学における民間とアカデミズム」愛知大学国際コミュニケーション学会・三河民俗談話会ミニ・シンポジウム、(於)愛知大学(2009.7.4)
- 2009
- 「共同性の構築とソシアル概念」日本文化人類学会第43回研究大会、(於)大阪国際交流センター(2009.5.30)
- 2009
- 「現象としてのソシアビリテと、分析概念としてのソシアル」国立民族学博物館共同研究会『ソシアル概念の再検討―ヨーロッパ人類学の問いかけ』(研究代表者 森明子)、(於)早稲田大学人間総合研究センター
- 2008
- 「生活に埋め込まれたシステム―ドイツの事例から」日本家政学会第60回記念大会シンポジウム『生活と環境―日本における暮らしのエコ再考』(於)日本女子大学
- 2007
- 「『共同体の物語り』とフィクション」京都大学人文科学研究所共同研究会「虚構と擬制」研究班(研究代表者 大浦康介)(於)京都大学人文科学研究所(2007.11.19)
- 2007
- 「シングルという視点への試み―農村の「間借り人」の交換関係を考える」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所プロジェクト研究会『シングルと社会』(研究代表者 椎葉若菜)、(於)東京外国語大学本郷サテライト(2007.7.14)
- 2007
- 「ドイツの民俗学と文化人類学」文化人類学会近畿地区研究懇談会「世界の人類学・」(於)千里ライフサイエンスセンター(2007.7.7)
- 2007
- 「ドイツにおける外国人労働者―世代交代を中心に」国立民族学博物館機関研究プロジェクト『トランスボーダーの人類学2006年度国際シンポジウム移民とともに変わる地域と国家』(2007年3月26日~28日)、(於)国立民族学博物館(2007.3.26)
- 2006
- 「コミュニティ、アソシエーション、シティズンという問題系」国立民族学博物館共同研究会『ソシアル概念の再検討―ヨーロッパ人類学の問いかけ』(研究代表者 森明子)、(於)国立民族学博物館(2006.10.7)
- 2006
- 「オルタナティヴなコミュニティとしての『場所』への関心―ベルリン、クロイツベルグの事例から」日本文化人類学会第40回研究大会、(於)東京大学(2006.6.3)
- 2006
- 「桑山敬己氏の基調報告<ネイティヴの人類学と西洋研究>へのコメント」ヨーロッパ民族学研究会、現代ヨーロッパ人類学研究会、ヨーロッパ基層文化研究会合同研究会、(於)早稲田大学(2006.6.2)
- 2005
- 「メリー・クリスマス――ドイツの家族の祭」第332回みんぱくゼミナール(2005.12.17)
- 2004
- 「人類学からするヨーロッパ研究」越境する歴史学 第4回例会、京都大学人文科学研究所(2004.11.7)
- 2003
- "Der West und das Europa in Kulturanthropologie", Humboldt-Universitaet zu Berlin, Institut fuer Europaeische Ethnologie, Berlin, Germany.(2003.1.21)
- 2002
- 「世界都市・故郷・異郷─バーネットの描いた世界」みんぱく学術フォーラム『物語から現代世界を解き明かす』国立民族学博物館・産経新聞社2100委員会 主催(於MIDシアター)(2002.2.7)
- 2001
- 「人類学から問う歴史叙述」、国立民族学博物館重点研究プロジェクト、「人類学的歴史像の構築」平成13年度国際シンポジウム『歴史叙述の現在―歴史学と人類学の対話』(2001.11.13)
- 2001
- 「『場』による歴史の生成」『シンポジウム口承研究の地平…歴史・言葉・そして<口承>』日本口承文藝学会2001年度第25回大会(於)名古屋経済大学(2001.6.3)
- 2000
- 「住民からみる少数集団問題Minderheit-オーストリア、南東ケルンテン農村研究から」東欧史研究会例会 (於)青山学院大学 (2000.3.11)
- 1999
- 「生活史からみた家族―オーストリア農村職人の例」比較家族史学会第36回研究大会 (於)九州大学 (1999.10.23-24)
- 1995
- 「『ハウス』イディオムの展開―オーストリア農村調査から」比較家族史学会第27回研究大会 (於)神奈川大学 (1995.6.10-11)
- 1993
- "Grabhalten in Suedostkaernten: Frauen als Forschungsbrennpunkt", Frauengeschichte Colloquium, Wien, Austria. (1993.1.13)