みんぱっく インドのサリーとクルター
プレート〈ターリー〉A0313
インド
庶民がひんぱんに利用する大衆食堂でよく見かけるタイプの食事用のお皿。手前の大きくへこんだ部分に主食になるご飯かチャパティーというパン、奥のちいさなへこみにはおかず、豆を使ったダールというスープ、ピクルスやヨーグルトなどを入れて出す。おかずやスープが混ざらないように盛りつけられ、洗い片づけも簡単なように工夫されている。
三尾先生よりひとこと
インドでは料理は片手の親指、人差し指、中指の先だけを使って食べます。このお皿は主食とおかずやダールを上手に混ぜ合わせて食べやすいように出来ていて、食事を手早くすませられます。お客にもお店にも喜ばれる形になっているのですね。
参照資料
『季刊民族学』No.120 p.50~51
モノ情報カード
プレート〈ターリー〉A0313