国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱっく モンゴル―草原のかおりをたのしむ

 
ぱっくの種類
モンゴル 草原のかおりをたのしむ
羊のくるぶしの骨<シャガェ>
羊のくるぶしの骨<シャガェ>
ウランバートル・ナラントール市場/モンゴル

シャガェとは、ヒツジのくるぶしにある距骨のことで、煮込んで脂を出したらそのまま遊び道具となります。左右の後ろ足に一つずつあるので、一頭のヒツジから2つのシャガェがとれます。子ども達はこれをたくさん集めて遊んでいます。シャガェの4つの面には、それぞれラクダ、ウマ、ヒツジ、ヤギという名前が付けられており、面の形と家畜の名前をまず覚える必要があります。詳しい遊び方については、別冊『シャガイの遊び方』を参照。

([参考文献] しゃがぁ編集室 1998『シャガイの遊び方』千里文化財団 /  野沢延行 1991『モンゴルの馬と遊牧民—大草原の生活誌』原書房))

参照資料

『シャガイの遊び方』

モノ情報カード

羊のくるぶしの骨

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