国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱっく モンゴル―草原のかおりをたのしむ

 
ぱっくの種類
モンゴル 草原のかおりをたのしむ
スーツケース<チャムダン>
楽器〈フグジミーン・ゼムセグード 〉(絵本)
ウランバートル/モンゴル

1. 石の楽器(チョローン・フグジム 〉
薄く平たい石を、木槌でたたいて音をだす。
2. 馬頭琴〈モリン・ホール 〉
その音は、まさに駆けている馬群の蹄のひびきのようにきこえる。モリン・ホールには二種類の弦がある。細い弦はビリクといって乳馬の尾っぽの毛でできている。太い弦はアルガといい、種馬の尾っぽの毛で作られている。一年をあらわす365 本の毛を、太さで分け、弦と弓につかっている。
3.竹笛 〈ホルサン・ホール 〉
ホルサン・ホールを演奏するときには、声を出さずに話すようにくちびるを動かす。この小ぢんまりした楽器で曲を演奏する
だけでなく、さまざまな音、事象、動きを表現(音まね)することもできる。
4. 琴〈ヤトガ 〉
ヤトガの弦は両手の指をつかって引っぱったり、たたいたり、押したり、はじいたり、よじったりして音を奏でる。
5.三本の弦からなる楽器〈ショダルガ 〉
ショダルガの棹はびゃくだんの木でできていて、非常に長い。胴の部分は巨大なヘビの革でできている。主に、中が空洞になっている丸い竹でたたいて演奏する。
6.角笛 〈エウェル・ブレー 〉
動物の角でつくられる楽器。むかしは、猟師や牧畜民、見張り番たちの合図などとしてつかわれていた。
7. 笛〈ビシグール 〉
この楽器は、しんちゅうと銅と木で精巧につくられている。竹を薄くしたものを吹いて音をだす。
8. 大型の二本の弦を弓ではじく楽器〈イヒ・ホール〉
大型の二本の弦を弓ではじく楽器イヒ・ホールは1960 年代にはじめてモンゴルでつくりだされた。モリン・ホールの形や和音はそのままに、寸法を大きくしたものである。
9.丸い胴をもつ琵琶に似た楽器 〈トウショール〉
モンゴル西部で非常に発達した楽器。胴はヘビの革や、ヤギのもものつけ根の薄革、ウシの心嚢の皮でできている。家畜の腱や毛、細い絹糸でできた弦を親指と人さし指で軽くたたくように演奏する。
10. .二胡 〈ホーチル〉
細い弦の上を指でかるくたたいて演奏する。民謡や讃歌、物語などの弾き語りに適しており、独奏も協奏もできる。
11.笛 〈リンベ〉
草原のあちこちに生えるダイオウという植物の乾燥した軸に穴をあけ吹いていたところから着想をえて、この楽器がつくられた。リンベは多くの場合竹でつくられるが、鉄やプラスチックでつくられることもある。
12. 洋琴〈ヨーチン〉
この楽器を四つ足の台にのせ、弦を二本の竹でできたばちでたたいて演奏する。

モノ情報カード

楽器(絵本)

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