みんぱっく アンデスの玉手箱 ― ペルー南高地の祭りと生活
楽器〈ケーナ〉
クスコ/ペルー
日本の尺八に似た感じの縦笛であるが、吹き口はU字、V字などの形の切れ込みがある。
長さにもバリエーションがある。材質は竹やあし、木からできた管を利用するのが一般的だが、動物の骨や角、最近では金属製のものや水道管を利用したものなどもある。
關先生からのひとこと
ケーナは、アンデスのフォルクローレで欠かすことができない楽器です。プロの演奏家が吹くことで有名になりましたが、アンデスの村でも、よく吹いているのを見かけます。男の人だけが吹きます。
昔の遺跡から、骨製のものも出土しています。
演奏方法
「ケーナ初歩の初歩入門・吹き方」参照
参照資料
図録『アンデス文明』 p.175
図録『ラテン・アメリカの音楽と楽器』 p.27、p.48、p.60、p72~p.74、p.88、p.119、p.121
フィールドアルバム「村での楽器の演奏 ケーナ」
季刊民族学ファイル ~アンデス楽器の旅
モノ情報カード
楽器〈ケーナ〉