みんぱっく アンデスの玉手箱 ― ペルー南高地の祭りと生活
楽器〈サンポーニャ(ケチュア語)〉
クスコ/ペルー
エクアドル、ペルー、ボリビアなどのアンデス高地で広くみられるパンパイプ。
長さの異なる管を音の高さの順に1列ないし2列に束ねてある。ふつう、大きさの異なるいくつかの多列笛を使い、グループで演奏する。
關先生からのひとこと
サンポーニャの演奏は、普通2人以上の吹き手が組となります。ときには20人もの人が、大きさのちがうサンポーニャを持って吹くときもあります。迫力がありますね。
演奏方法
ビールびんの口を吹くと音が出るのと同じ原理である。
異なる高さの音を出す管を集めて旋律を演奏できるようにしてある。
参照資料
図録『アンデス文明』 p.175
図録『ラテン・アメリカの音楽と楽器』 p.27、p.77~p.79、p.83、p.119
フィールドアルバム「村での楽器演奏「サンポーニャ」」
季刊民族学ファイル ~アンデス楽器の旅
モノ情報カード
楽器〈サンポーニャ〉