未使用の京大型カード
1964~65年 44歳のころ
『知的生産の技術』(1969年)では、ノートからカードに転記するかわりに、直接、カードに記録していくことを提案しました。京都大学人文科学研究所の共同研究会でも、直接カードに記録する方法がおこなわれていました。梅棹がいろいろためしたのち決定したカードは、105㎏の画用紙をB6サイズに切り、裏にうすい青色で線を印刷したものでした。それをずっと特別注文しつづけています。B6サイズのカードは、当時は「京大型カード」、いまは「京大式カード」という名まえで市販されていますが、梅棹のカードとは別ものです。
モノ情報カード
未使用の京大型カード