国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

巻頭コラム

「きのうよりワクワクしてきた。」イベント紹介  2005年4月15日刊行
  
・Contents・

【1】特別展「きのうよりワクワクしてきた。」開催中
【2】みんぱくゼミナール「それは一枚の恋文から始まった……。」
【3】機関研究フォーラム「インド洋地震津波災害被災地の現状と復興への課題」
【4】「韓国生活財データベース」を公開いたしました
【5】「吉川「シュメール語辞書データベース」」を公開いたしました
【6】企画展示のご案内
【7】岡山・林原美術館にて「アラビアンナイト大博覧会」
【8】5月4日(水・祝)は開館、5月5日(木・祝)は無料観覧日です
 ☆編集後記

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【1】特別展「きのうよりワクワクしてきた。」開催中
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http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/brico/index

「きのうよりワクワクしてきた。」
      ブリコラージュ・アート・ナウ 日常の冒険者たち

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!!!イベントのお申し込み・お問い合わせは情報企画課 情報企画係まで!!!
 Tel:06-6876-2151 e-mail:kikaku@idc.minpaku.ac.jp

http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/brico/event

◆光島貴之 ワークショップ<見えない人と見える人の展覧会散歩>

日時:4月16日(土)、17日(日)13:00~
場所:特別展会場
定員:各日20名(事前申し込み制)※視覚障害の方々の応募を歓迎します
講師:光島貴之
協力:ミュージアム・アクセス・ビュー
内容:視覚障害の方と晴眼の方がチームとなって展覧会場をめぐり、それぞれの楽しみ方を交換しあいます。

◆伊達伸明 ワークショップ<クッキー缶の弦楽器づくり>

日時:4月23日(土)、24日(日)13:00~16:00
場所:特別展会場
定員:2日間通して参加できる方10名(事前申し込み制)
講師:伊達伸明
内容:建築物保存ウクレレ化計画をすすめるアーティスト伊達伸明さんのワークショップ。クッキー缶の蓋を利用して弦楽器をつくります。

◆野村誠+P-ブロッ演奏会&しょうぎ作曲

日時:4月29日(金・祝)
 11:00~12:30 しょうぎ作曲
 14:00~14:30 演奏会
 15:30~16:00 演奏会
4月30日(土)
 11:00~11:30 演奏会
 14:00~14:30 演奏会
 15:30~16:00 演奏会
出演:P-ブロッ(野村誠、林加奈、吉森信、しばてつ、鈴木潤)
内容:野村さんが率いる鍵盤ハーモニカ楽団「P-ブロッ」が、複数の鍵盤ハーモニカによる見事なアンサンブルを聞かせます。

◆研究公演 珍しいキノコ舞踊団トーク&ライブ『LIFE ON DANCE? DANCE ON MARS?』

日時:2005年5月3日(火・祝)13:30~15:00(13:00 開場)
会場:国立民族学博物館 講堂
解説:伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)
   豊嶋秀樹(graf)
   佐藤浩司(文化資源研究センター助教授)
ダンス:井出雅子、飯田佳代子、山田郷美、佐藤昌代、篠崎芽美
参加方法:無料。往復葉書にて事前申込み必要 4月18日(月)当日消印有効
詳細は下記アドレスをご覧ください。
     http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/performance0505
※関連事業として5月3日(火・祝)~5日(木・祝)に特別展示場において、パフォーマンスを行います。

◆豊嶋秀樹+graf ワークショップ<ブリコラージュな家具づくり>

日時:5月7日(土)、8日(日)13:00~16:00
場所:特別展会場
定員:各日30名(事前申し込み制)
講師:豊嶋秀樹(graf)
内容:本展の展示空間の演出・制作を担当した豊嶋秀樹(graf)による家具づくりのワークショップです。

◆グラス・マーケッツ 朗読パフォーマンス<ショート・ショット>short shot

日時:5月14日(土)、15日(日)
場所:特別展会場
出演:グラス・マーケッツ
内容:日常に溢れている言葉。その言葉や物語の断片を集め、1つの作品に再構築。オリジナルサウンドに乗せ、言葉と音をリズミカルにコラージュした短編集「ショート・ショット」。

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【2】みんぱくゼミナール「それは一枚の恋文から始まった……。―タカミネタダスのコモンセンス―」
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http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/seminar/324

「木村さん」「God Bless America」「在日の恋人」などの作品で知られる高嶺格による高嶺格の理解と表現。
―僕自身がいくつか試みた作品の中で、例えば在日とのかかわりにおいては、「我々の文化」をことさら強調する力学、それとの対峙がテーマだったわけですが、僕はここで「何者でもない、ナニジンでもない」という立場が、その力学に対してインパクトを持ち得るか、どこまでも不安でした。いまでもそうです。

(高嶺格よりのメール)
講師:高嶺格(アーティスト)、佐藤浩司(文化資源研究センター助教授)
日時:4月16日(土)14時開演
場所:民博 講堂
参加方法:聴講無料。事前のお申し込みは不要です。

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【3】機関研究フォーラム「インド洋地震津波災害被災地の現状と復興への課題」
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http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/news/corp/050423

本研究フォーラムは、2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震による津波で被災地となった地域の、社会や文化について長年研究をおこなってきた研究者による調査報告をもとに、現状の理解を深めると共に、自然災害被災地の調査や支援活動への文化人類学者をはじめとする地域専門家の関わり方についても話し合いたいと思います。事前申込みが必要です。(先着100名)

日時:2005年4月23日(土) 午後1時~6時
会場:国立民族学博物館2階 第5セミナー室
主催:国立民族学博物館
   機関研究プロジェクト「災害対応プロセスに関する人類学的研究」
お申し込み・お問い合せ先:
研究協力課国際協力係 TEL:06-6876-2151(代表) 内線8240
           E-mail:takagi@idc.minpaku.ac.jp

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【4】「韓国生活財データベース」を公開いたしました
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http://www.minpaku.ac.jp/database.html

このデータベースは、特別展「2002年ソウルスタイル」で協力いただいた李さん一家の生活財を網羅するデータベース(7,827件、資料数10,008点)です。

特別展「2002年ソウルスタイル」
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/200203/index

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【5】「吉川「シュメール語辞書データベース」」を公開いたしました
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http://www.minpaku.ac.jp/database.html

「The Yoshikawa Data Base of Materials for a Sumerian Lexicon」このデータベースは、シュメール語をよみ、研究するためのファイルをデータベース化したものです。広島大学文学部名誉教授の吉川守先生が四十年ほどの年月をかけて完成されました。

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【6】企画展示のご案内
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★みんぱくフォトギャラリー「フィールドワーカーが見た
西アフリカと東アジア」開催中(2005.5.10まで)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/gallery0503.html

★企画展示「ポリネシア文化の誕生と成熟」開催中(2005.5.31まで)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/thematic/polynesia/index

★企画展示「アフリカのストリートアート展」開催中(2005.9.27まで)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/thematic/streetart/index

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【7】岡山・林原美術館にて「アラビアンナイト大博覧会」
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http://www.hayashibara.co.jp/html/whatsnew/

2004年9月9日~12月7日まで民博において特別展「アラビアンナイト大博覧会」を開催いたしましたが、林原美術館(岡山市)にて4月9日(土)から6月5日(日)まで共催により開催しています。5月7日(土)には当館西尾哲夫助教授の「アラビアンナイトと日本人の中東幻想」の講演もあります。
民博に来られなかった方やもう一度見たいと思われる方はぜひおこしください。

林原美術館
http://www.hayashibara-museumofart.jp/index.html
民博:特別展「アラビアンナイト大博覧会」
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/opensesami/index

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【8】5月4日(水・祝)は開館、5月5日(木・祝)は無料観覧日です
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毎週水曜日は休館日となっていますが、5月4日(水・祝)は開館いたします。振り替え休館はありません。
5月5日(木・祝)は無料観覧日となっております。

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☆編集後記

春の万博公園というと、やはり桜ですが、お花見のお客さんの中にも例年になくマスク姿が多いようです。先日出張した東京でも、電車の乗客や街を歩く人の中に、多くのマスク姿がありました。何人か集まると必ずと言っていいほど、花粉症も話題となります。その辛さを経験したことのない私は、ただただ同情しながら話を聞く一方です。一昨年、鳥インフルエンザが騒がれたころに東南アジアへ出張したとき、マスクといっても多くの種類があることを知りました。今では形や機能もさらに進化しているようです。花粉対策のメガネやゴーグルもいろいろと聞きました。安心安全の防災アイテムとして注目しています。我が家の愛犬にも、散歩のときにとゴーグルを買ったのですが、無理矢理つけると一歩も動かなくなってしまいます。気候の穏やかな季節、民博にも大勢の方に来ていただきたいのですが、どうぞご無理はなさいませぬように。

林勲男