みんぱく映画会
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2011年10月9日(日)
アイヌ民族の過去と現在「TOKYOアイヌ」 -
特別展「千島・樺太・北海道 アイヌのくらし――ドイツコレクションを中心に」関連
近現代の日本社会でアイヌ民族がおかれてきた状況の変化について、大正・昭和・平成と異なる時期に撮影された3つの作品を通して紹介します。明治~昭和初 期に収集された民族資料が中核をなす特別展において、その現代的意義の理解を深めていただくために、当時の欧米と日本との関係や過去のアイヌ民族へのまな ざしを読みとることのできる映像とともに、見られる側から自ら発信する立場への転換がくみ取れる作品を選定しました。 毎回、それぞれの映画の制作者や研究者を招き、解説します。
【上映作品】「TOKYOアイヌ」
2011年10月9日(日) 13:30~16:00(開場13:00)「Beautiful Japan(美しき日本)」
2011年10月30日(日) 13:30~16:30(開場13:00)「Ainu Past and Present―マンローのフィルムから見えてくるもの」
2011年12月4日(日) 13 :30~15:45(開場13:00)- 場 所:国立民族学博物館 講堂
- 日 時:2011年10月9日(日) 13:30~16:00(開場13:00)
- 定 員:450名(先着順、申込不要)
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参加料:無料(入場整理券を10:00から講堂入口にて配布します。
参加券をご提示いただくと、特別展示を無料でご覧いただけます。) - 主 催:国立民族学博物館
- チラシダウンロード[PDF:5.57MB]
アイヌ民族の過去と現在
- 「TOKYOアイヌ」
- 2010年/「TOKYOアイヌ」映像制作委員会/117分
- 【開催日】2011年10月9日(日) 13:30~16:00(開場13:00)
- 【監督】森谷博
- 【解説】宇梶静江(古布絵作家、アイヌウタリ連絡会代表)
- 【司会】岸上伸啓( 国立民族学博物館・先端人類科学研究部教授)
- 首都圏で活動するアイヌ民族の等身大の姿を追った映画。2008年に国会で日本の先住民族と認められたアイヌは、北海道だけではなく東京をはじめとする関東圏に5千~1万人がくらしているとされる。故郷を離れ、民族の権利を求める運動や文化活動をおこなう人びとへのインタビューを軸に、今を生きるアイヌ民族の声を伝える作品。
国立民族学博物館 広報企画室企画連携係
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