国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱく映画会

2013年5月11日(土)
文化とはなにか―マダガスカルの生活文化、マダガスカルの音楽文化「ザフィマニリスタイルのゆくえ」
特別展「マダガスカル 霧の森のくらし」関連

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春の特別展に関連して、マダガスカルの「文化」について考えます。日常生活のなかで身についたふるまいや考えかた、そして、教養や娯楽に関わる専門的な技芸。いずれの意味でも、マダガスカル文化は魅力的です。

  • 日 時:
    5月11日(土)13:00~15:00(開場12:30)
    5月25日(土)13:00~16:00(開場12:30)
  • 場 所:国立民族学博物館 講堂
  • 定 員:450名
        ・入場整理券を10:00から講堂入口にて配布します。
  • 参加料:無料
  • 主 催:国立民族学博物館
 

特別展「マダガスカル 霧の森のくらし」関連 みんぱく映画会「文化とはなにか」

ザフィマニリスタイルのゆくえ
2013年/日本/約40分
【開催日】2013年5月11日(土)13:00~15:00(開場12:30)
【監修】飯田卓、川瀬慈
【監督】川瀬慈
【司会・解説】飯田卓(国立民族学博物館准教授)
【解説】川瀬慈
1977年岐阜県出身。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了後、マンチェスター大学グラナダ映像人類学センター研究員、SoundImageCulture(ベルギー)客員講師などを歴任。エチオピアの音楽・芸能をはじめアフリカの無形文化に関する人類学研究、および民族誌映画制作に取り組む。

マダガスカル中央高地のザフィマニリのものづくりと、それを支える人々の暮らしを紹介します。同時に、ユネスコによる無形文化遺産登録や、ツーリズム等、ザフィマニリの社会にもたらされる外部からのインパクトに対して人々や社会がどのように折り合いをつけているかを示し、グローバリゼーションのなかで変容していく無形文化と生業について検討します。
ギターマダガスカル(劇場公開前 特別試写会)
2013年/日本/約120分
【開催日】2013年5月25日(土) 13:00~16:00(開場12:30)
【制作・監督】亀井岳
【出演】D'Gary、Thominot(Hazolahy)、Baba、Teta、Mika(Mika et Davis)
【司会・解説】飯田卓(国立民族学博物館准教授)
【解説】亀井岳(映画監督)
1969年生、大阪府出身。大阪芸術大学美術学科卒業、金沢美術工芸大学大学院修了。造形から映像制作へと転身。モンゴルの旅でホーミーと出会い、2009年夏、映画『チャンドマニ ~モンゴルホーミーの源流へ~』を完成。2013年、5年の歳月をかけた『ギターマダガスカル』を完成。

メロディックなギター演奏が特徴的なマダガスカルのポピュラーミュージック。その背景には東南アジアから伝わった弦楽器や、独自の「死生観」が彼らの音楽 と深く関わっています。本作では、国内外で活躍するギタリスト4名それぞれの故郷への旅を追い、生活に深く根ざしたマダガスカル音楽を紹介します。 真冬のモンゴルを舞台にした前作「チャンドマニ」で自然と共生する伝統音楽を描いた亀井岳監督、待望の新作!
「ギターマダガスカル」公式サイト http://www.guitarmadagascar.com/
■お問い合せ先
国立民族学博物館 広報企画室企画連携係
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Tel: 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)