国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱく映画会

2014年10月11日(土)
遠い夜明け
「南アフリカの過去と現在―ネルソン・マンデラから続く道」関連

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南アフリカの黒人で最初の大統領として知られるネルソン・マンデラ氏は、1993年にアパルトヘイト(人種隔離)政策を廃止した。その後、人びとのくらしはどのように変わったのか?近年、ますます進行する国内の都市化に注目して、都市での持続可能な資源利用や生き方について考える。

  • 日 時:2014年10月11日(土)10:40~13:25 (開場10:00)
  • 場 所:国立民族学博物館 講堂
  • 定 員:450名 ※事前申込は不要です。
  • 要展示観覧券(一般 420円)
  • 主 催:国立民族学博物館
 

「南アフリカの過去と現在―ネルソン・マンデラから続く道」関連 みんぱく映画会

遠い夜明け
製作年:1987年/製作国:イギリス/上映時間:157分/言語:英語(日本語字幕付き)
【開催日】2014年10月11日(土)10:40~13:25 (開場10:00)
【監督】リチャード・アッテンボロー
【出演】ケビン・クライン、デンゼル・ワシントン ほか
【司会・解説】池谷和信(国立民族学博物館教授)
「映画解説」

2013年末に、南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラ氏が亡くなられた。また、今年は、アパルトヘイト(人種隔離政策)の崩壊後、20年に当たる。これまで、みんぱくでは、館内のビデオテークや常設展アフリカのコーナーで、南アフリカ国内に暮らすズールーやコーサの文化を紹介してきた。しかし、アパルトヘイトの時代の暮らしを示したことはない。今回は、映画を通して、当時の生活をふりかえることがねらいである。南アフリカは、FIFAワールドカップの開催で世界的に知られているが、現在の状況を理解するうえでも、当時の暮らしを知る意義が大きい。なお、みんぱく映画会において、これまで南部アフリカのものは一度も上映されたことがない。

【司会・解説】池谷和信(国立民族学博物館教授)

国立民族学博物館・民族社会研究部
1993年から1994年にかけて南アフリカ共和国のケープタウン大学に客員研究員として所属。1994年の4月末に行われた選挙によって、マンデラ大統領が誕生。当時の移行を、『遠い夜明け』にも描かれる黒人居住区を対象にして調査・研究をしてきた。

 

関連イベント

南アフリカの過去と現在―ネルソン・マンデラから続く道 講演会「南アフリカの都市化」

南アフリカの都市には、見渡す限り掘っ建て小屋が広がっている。はたして、人びとの暮らしは「貧しい」といえるのか。ますます拡大する都市化のなかで、そこに暮らす人びとの真の姿を追求する。

  • 日時:2014年10月11日(土)14:15~16:30
  • 場所:国立民族学博物館 講堂
  • 参加無料/申込不要

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■お問い合せ先
国立民族学博物館 広報企画室企画連携係
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Tel: 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)