国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

連続講座「みんぱく×ナレッジキャピタル」

2016年6月8日(水)
【館外イベント@グランフロント大阪】連続講座「みんぱく×KNOWLEDGE CAPITAL ―世界の『台所』― 人生は明るく楽しく――ルーマニアの食文化」

ナレッジキャピタル超学校シリーズ みんぱく×KNOWLEDGE CAPITAL連続講座「世界の『台所』」


ブカレストでのサルマーレ作り

  • 日時:2016年6月8日(水) 19:00~20:30(開場18:30)
  • 場所:グランフロント大阪北館1F「カフェラボ」
  • 参加費500円(1ドリンク代)/要事前申込/定員50名
  • 主催:国立民族学博物館、一般社団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMO
  • お問い合わせ:一般社団法人ナレッジキャピタル
    電話:06-6372-6530(営業時間10:00~17:00)
    e-mail:info@kc-i.jp
  • お申し込みはこちら ナレッジキャピタルホームページ
 
第3回 6月8日(水) 「人生は明るく楽しく――ルーマニアの食文化」
            講師:新免光比呂[国立民族学博物館・准教授]

ルーマニアはハンガリー、ブルガリア、セルビア、ウクライナ、スロヴァキアなど多くの国に囲まれているばかりでなく、国内にも多様な民族を抱えています。そのため食はとても豊か。代表的な食べ物は、お葬式や結婚式などで欠かせないサルマーレという一種のロールキャベツ。ほかにも美味しいスープに肉料理、野菜、お菓子、漬物、お酒があります。ヨーロッパとアジアに挟まれた地理的、歴史的条件のため周辺地域と多くの共通点を持つルーマニアの食文化ですが、それを独特の人生哲学によって色づけています。

[img]

《講師プロフィール》
宗教学専攻。主な調査地はルーマニアだが、比較を旨とする宗教学のため、キリスト教やイスラームの文化が広がっている地中海沿岸地域にも関心がある。おもな著作に「ルーマニア――祈りと祝祭の国」(淡交社、2000年)など。