国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

連続講座「みんぱく×ナレッジキャピタル」

2016年6月22日(水)
【館外イベント@グランフロント大阪】連続講座「みんぱく×KNOWLEDGE CAPITAL ―世界の『台所』― セネガルの食事情――クスクスとご飯」

ナレッジキャピタル超学校シリーズ みんぱく×KNOWLEDGE CAPITAL連続講座「世界の『台所』」


「国民食」となった炊き込みご飯「チェブジェン」

  • 日時:2016年6月22日(水) 19:00~20:30(開場18:30)
  • 場所:グランフロント大阪北館1F「カフェラボ」
  • 参加費500円(1ドリンク代)/要事前申込/定員50名
  • 主催:国立民族学博物館、一般社団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMO
  • お問い合わせ:一般社団法人ナレッジキャピタル
    電話:06-6372-6530(営業時間10:00~17:00)
    e-mail:info@kc-i.jp
  • お申し込みはこちら ナレッジキャピタルホームページ
 
第4回 6月8日(水) 「セネガルの食事情――クスクスとご飯」
            講師:三島禎子[国立民族学博物館・准教授]

伝統的な雑穀の食事が、米や小麦におきかわってきています。作物の栽培や料理方法のちがい、穀物をめぐる農耕民と遊牧民の関係、また穀物の自給レベル、植民地支配以降の経済の変化にともなう食生活の変化、開発プロジェクトをめぐる農業の変化など、さまざまな要因が今日の食生活の変化と関わっています。そこから私たちの日常生活にも大きくつながる食、自然環境、グローバル経済などについても考えてみたいと思います。

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《講師プロフィール》
専門は文化人類学。西アフリカに故地をもつ商業民族の歴史的背景と今日の経済活動について関心をもち、世界各地で調査をしている。おもな著作に「民族の離散と回帰――ソニンケ商人の移動の歴史と現在」(駒井洋監修・編/小川充夫編『グローバル・ディアスポラ』明石書店、2011年)など。