国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

連続講座「みんぱく×ナレッジキャピタル」

2017年5月10日(水)
【館外イベント@グランフロント大阪】連続講座みんぱく×ナレッジキャピタル第3回「アイヌとガラス玉の交易」

ナレッジキャピタル超学校シリーズ
連続講座「みんぱく×ナレッジキャピタル ビーズ―つなぐ・かざる・みせる」


アイヌとガラス玉の交易

  • 開催日:2017年5月10日(水)
  • 時間:19:00~20:30(開場18:30)
  • 場所:CAFE Lab.
       グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル1F
       アクセスマップ[PDF]
  • 定員:各回50名 中学生以上/要事前申込/先着順
  • 参加費:500円(1ドリンク代)
  • 主催:国立民族学博物館、一般社団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMO
  • お問い合わせ:一般社団法人ナレッジキャピタル
     電話:06-6372-6530(営業時間10:00~17:00)

お申し込みはこちら ナレッジキャピタルの応募フォームへ

 

講座情報

第3回 2017年5月10日(水)「アイヌとガラス玉の交易」
            講師:齋藤玲子[国立民族学博物館・准教授]

会場:CAFE Lab. グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル1F/定員:50名  


アイヌの女性が盛装時に着けるガラス玉の首飾り(タマサイ)は、母から娘へと受け継がれる宝物でした。ガラス玉は13、14世紀ころから大陸産のものが樺太経由でもたらされ、江戸時代の半ばになると大阪や江戸でアイヌ向けに生産されたものが流通するようになったと考えられています。最近の研究をふまえ、アイヌ文化におけるガラス玉利用について紹介します。

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《講師プロフィール》
アイヌ民族をはじめ、アラスカ・カナダの北西海岸先住民など北方地域先住民の物質文化と、現代の文化継承に関心をよせている。おもな編著に『極北と森林の記憶―イヌイットと北西海岸インディアンの版画』(2010年、昭和堂)など。