国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

2010年4月25日(日)
伊勢の染型紙
企画展「伊勢の染型紙-映像と実物にみる匠の技-」関連

民博所蔵の「伊勢型紙」

○ 話題
民博開館当初の1978~80年におこなった映像資料作成プロジェクトで取材したビデオ映像と、そのさいに収集した型紙をはじめとする展示資料の前で、日本人の衣服の洋風化にともなってキモノの需要が激減し、手仕事に代わって機械による大量生産が増大しているなかで、今なお継承されている伊勢型紙の精緻な匠の技について解説します。

○ 話者
吉本忍(民族文化研究部教授)

○ 場所
本館展示場(企画展示場B)