国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

2011年10月23日(日)
アイヌの「大交易時代」を語る
特別展「千島・樺太・北海道 アイヌのくらし――ドイツコレクションを中心に」関連

アイヌの交易船(1798年描写の写本)

○ 話題
アイヌは、14-15世紀を頂点にイタオマチプ(板綴りの大型交易船)を用いて大陸と接触し、入手した錦や段通、ガラス玉などの中国製品を和人社会にもた らす仲介交易を行っていました。その利益権を和人は武力によって奪い、アイヌ支配へと向かいました。ここではアイヌの「大交易時代」を中心にお話ししま す。

○ 話者
大塚和義(名誉教授)

○ 場所
特別展示場