国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくゼミナール

2012年5月19日(土)
今和次郎 採集講義と日常生活文化研究の現在
特別展「今和次郎 採集講義─考現学の今」関連

東京銀座街風俗記録統計図索引〔今和次郎、1925年 工学院大学図書館所蔵〕と立体模型〔制作:NECT design(CHONO)、2011年〕

特別展に展示されている今和次郎のスケッチは、大正・昭和期の人々の普段の暮らしを生き生きと伝えます。また、その日常生活の細かな観察を記録し新たな視点で魅力や問題を探る方法には、誰もが目を開かされます。今和次郎が民家研究や考現学で追求した事柄が、現代にどのような意味を持つのかを、青森県立美術館、パナソニック 汐留ミュージアムで開催された「今和次郎 採集講義」展を監修した荻原正三、黒石いずみの両先生と、建築人類学や服飾史研究の専門家が解き明かします。

○ 講師
荻原正三(工学院大学名誉教授)
黒石いずみ(青山学院大学教授)
横川公子(武庫川女子大学教授)
佐藤浩司(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 講堂

○ 日時
2012年5月19日(土) 13:30~15:00(13:00開場)

○ 定員
450名[先着順/申込不要]

○ 参加費
無料

○ お問い合わせ
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)