研究公演
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2015年11月22日(日)
時を超える南インドの踊り -
チラシダウンロード[PDF:2.15MB]バラタナーティヤムは、南インドのヒンドゥー寺院でおこなわれた奉納舞踊を起源とし、1930年代に舞台芸術として生まれ変わった舞踊ジャンルです。
現在、インドを代表する古典舞踊の一つとして、インド国内はもとより世界各地の南アジア系移民コミュニティでも大きな人気があります。バラタナーティヤムの誕生には、カラクシェトラとよばれる音楽・舞踊学校が中心的な役割を果たしたことから、この学校で考案されたスタイルが舞踊界の主流となりました。
この変化の中で、寺院舞踊の伝統を引き継ぐ舞踊家たちは活躍の場を失い、そのかわりに中上流階級から踊りを学ぶものが増えていきました。本公演では、現在でも寺院舞踊のスタイルを伝える舞踊家ナルタキ・ナタラージの演技を通して、インド舞踊文化の多様性を紹介します。- 日時:2015年11月22日(日)13:30~16:00(開場12:50)
- 場所:国立民族学博物館 講堂(450名)
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申込方法:申込フォームまたは往復はがきによる事前申込制
申込フォーム・・・11月4日(水)17:00迄/往復はがき・・・11月4日(水)必着
詳しくは下記「申込方法」を参照ください。 - 要展示観覧券(一般 420円)
- 出演:ナルタキ・ナタラージ ほか
- 主催:国立民族学博物館
- 協賛:エア・インディア
- 後援:在大阪・神戸インド総領事館
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL : 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)出演
◆ バラタナーティヤム 〈bharata natyam〉ナルタキ・ナタラージ Narthaki Nataraj
南インド・タミルナードゥ州マドゥライ出身のバラタナーティヤム舞踊家。この舞踊ジャンルの基礎を作ったといわれるタンジョール4兄弟(17世紀)の子孫であるK・P・キッタッパ・ピッライ(1913-99)に15年間師事し、かれの舞踊スタイルを最も忠実に伝えている舞踊家である。インド舞踊の中心地チェンナイに拠点を移した2000年以降は、インド国内だけでなく海外でも活発な公演・教育活動をおこなっている。
◆メークアップ、舞台進行 〈make-up, stage coordination〉シャクティ・バスカル Sakthi Bhaskar
◆ナットゥヴァンガム 〈nattuvangam〉K・パールッタサーラティ K. Parthasarathy
◆声楽 〈vocal〉 カウシク・チャンパケーサン Kaushik Champakesan
◆ムリダンガム(太鼓) 〈mridangam〉M・ダナムジャヤン M. Dhanamjayan ほか
解説
寺田吉孝 (国立民族学博物館教授)
申込方法《事前申込制》
※申込受付を終了いたしました。
応募者全員に抽選結果を返送いたしましたので、ご確認ください。
お問い合わせ先:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)