研究公演
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2002年9月1日(日)
アフガニスタンの音楽 -
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2002年9月1日(日)
14:00 開演 -
演奏:アミール・ジャン
サーマン・グル
ザル・ワリ
ショカット・ワリ
アイマール - 解説:水野信男(国立民族学博物館客員教授)
「民族の十字路」として知られるアフガニスタンは、もともと豊かな音楽的伝統を持ち、人びとの生活に音楽は欠かせないものでした。しかし、戦乱により、多くの音楽家が難民として国を離れざるをえませんでした。
今回、4名の音楽家をひきいて来日するアミール・ジャンさんも、23年前に祖国をあとにして、パキスタンのペシャワールで音楽活動を続けてきました。現在は、次代をになう若い音楽家の育成にも力をそそいでいます。
祖国アフガニスタンにおける伝統音楽の再生をねがうアミール・ジャンさんたちの楽器演奏と歌をおたのしみください。
演奏者プロフィール1947年、アフガニスタン西部ジェンダンに生まれる。12才のころから「アフガニスタン音楽の王」といわれたサラハーンに師事し、ヘラート、カブール、マザリシャリフなどで音楽活動を続ける。1979年、戦乱を避けアフガニスタンを出国し、以来難民としてパキスタンの各地を転々とした。1984年からペシャワールに在住し、音楽活動を続けている。1971年、アフガニスタン東部ジャララバードの音楽一家に生まれる。1990年にペシャワールに逃れた。兄ザルは1981年、弟ショカットは1982年、アフガニスタン東部ナンガハルに生まれる。1984年に、著名な歌手である父とともにペシャワールに逃れた。1980年、ナンガハル生まれ、1998年にペシャワールに逃れた。 -
2002年9月1日(日)