国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2010年5月9日(日)
狂言を知る 観る楽しさと演じる喜び

狂言をご存じですか?

狂言は室町時代に『能』とともに形成された滑稽な芝居です。古典芸能というだけでむずかしいと考えられがちですが、本来、『狂言』は観て、笑って楽しむものです。
この研究公演では、プロの狂言師の経験をもつ柳本勝海さんが、台詞やしぐさにみられる様式、曲のしくみ、衣装を含めた演出方法など、狂言を観るときに理解しておくとよいポイントを、実演を交え、ていねいに紹介していきます。
ご自身の米国での文化交流の経験などを交え、日本の古典芸能の現代的意味について考えます。

  • 日時:2010年5月9日(日) 13:30~15:30(開場13:00)
  • 場所:国立民族学博物館 講堂
  • 定員:450名《申込不要/当日先着順/参加無料》
  • 主催:国立民族学博物館
  • チラシダウンロード[PDF:747KB]
 
お問い合わせ
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室企画連携係
TEL : 06-6878-8210(平日9:00~17:00)
 

公演者

[img] ● 柳本勝海
89年、木村正雄、網谷正美に師事。1995年、十三世茂山千五郎に師事。元京都能楽会会員、元能楽協会会員。2007年に渡米し、狂言や書の普及教育活動に従事。2009年帰国。書家でもある。

 

● 由谷晋一(アシスタント)
京都の狂言愛好家でつくる伊呂波会会員。


司会・解説者

● 平井京之介(国立民族学博物館 民族文化研究部准教授)