国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2011年5月5日(木)
心に草原を―馬頭琴がひらく、新たな世界
特別展「ウメサオ タダオ展」関連

馬頭琴は、モンゴル族の民族楽器としてよく知られ、絵本「スーホの白い馬」の 物語にも登場します。馬頭琴の伝統音楽は、ユネスコ世界無形遺産として登録 されました。今回の公演では、モンゴルの馬頭琴奏者A.バトエルデネ氏のほか、 総勢9人による演奏を通して、地方に伝わる擦弦楽器との違いや民族音楽の 移り変わりを紹介します。また、みんぱく初代館長の梅棹忠夫が、本格的な人類 学研究を開始したのが、中国内モンゴル。生前最後に訪問した国もモンゴル国 でした。そんなゆかりのあるモンゴルの音楽にふれてみませんか。

  • 日時:2011年5月5日(木・祝) 13:30~16:15(開場 13:00)
  • 場所:国立民族学博物館 講堂
  • 定員:450名
  • 事前申込:必要
  • 参加料:無料(5月5日は無料観覧日です。本館展示・特別展ともに無料でご覧いただけます。)
  • 主催:国立民族学博物館
  • チラシダウンロード[PDF:753MB]
お問い合わせ
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
TEL : 06-6878-8210(平日9:00~17:00)

出演者

A.バトエルデネ
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《プロフィール》
馬頭琴奏者。1975年モンゴル国生まれ。4歳より父について馬頭 琴を習い始め、モンゴル国立芸術大学、同大学院修士課程卒業。 1989年第1回、1995年「第2回ジャミアン全国馬頭琴コン クール」にてグランプリ受賞。1998年国立民族学博物館(大阪)の 「大モンゴル展」にて演奏し、好評を得る。2001年より日本に在住。 日本各地で馬頭琴の演奏および指導を行うとともに、モンゴル国立 母子センター向けにチャリティーコンサートも行っている。2008年 5月、バトエルデネの提案で始まった「第一回国際馬頭琴フェスティバル&シンポジウム2008」をウランバートルにて開催。その成果を受 けて2008年 11月にWMA(世界馬頭琴協会)理事長に就任。2010年5月にはWMA主催で「第二回 国際馬頭琴フェスティバル2010」をウランバートルにて開催。
A.バトエルデネ氏が解説もいたします。
 
B.オユンガ L.ボロルマー A.ムングン Y.バトバヤル D.ブルマー B.イラナ 後藤晋一 伊藤早紀
(イケル奏者) (チェロ奏者) (ブリヤートホール奏者
ホーミー奏者)
(馬頭琴奏者) (モンゴル民謡歌手) (馬頭琴奏者
オルティンドー歌手)
(馬頭琴奏者) (オルティンドー歌手)
※イケル:モンゴル西部の馬頭琴/ブリヤートホール:モンゴル北部の馬頭琴/ホーミー:喉歌/オルティンドー:音を長く伸ばす歌唱法

司会・解説

小長谷有紀(国立民族学博物館 民族社会研究部教授)
 

申込方法

※申込受付は終了いたしました。

往復はがきに
  1. 氏名
  2. 住所(返信用宛名面にも)
  3. 年齢(任意)
  4. 電話番号往信の宛名面返信の文面返信の宛名面往信の文面
  5. 参加希望人数(本人を含め4名まで)
  6. 「国立民族学博物館友の会」会員番号(会員の方のみ)
を明記の上、「5月5日研究公演」と書いて下記までお申し込みください。応募多数の場合は抽選となります。締切日以降、順次返信いたします。 なお、参加申込された方の個人情報は、研究公演にのみ使用いたします。
ハガキ
宛  先
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室企画連携係
 
申込締切
4月21日(木)必着