国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2011年10月16日(日)
アイヌ音楽ライブ トンコリ×ウポポ
特別展「千島・樺太・北海道 アイヌのくらし―ドイツコレクションを中心に」関連

チラシダウンロード[PDF:2.32KB]

アイヌの楽器はムックリ(口琴)がよく知られていますが、樺太や北海道北部にはトンコリという弦楽器がありました。今回は、五弦琴とも呼ばれるこのトンコリを復活させその魅力をひろめてきたミュージシャンのOKI(オキ)と、輪唱歌ウポポを絶妙な調和で再現する女性グループのマレウレウによる公演をおこないます。出演する2組のアーティストは、古い楽器や録音資料などをもとに伝統的なアイヌの芸能の復元や継承に取り組み、新しいジャンルを創造し続けています。現代に息づくアイヌ音楽をお楽しみください。

  • 日時:10月16日(日) 14:00~15:30(開場13:30)
  • 場所:国立民族学博物館 講堂(定員450名)
  • 要事前申込【申込締切9/29(木)必着】 ※申込受付は終了いたしました。
  • 無料(参加券をご提示いただくと、特別展示を無料でご覧いただけます。)
  • 主催:国立民族学博物館
  • 共催:財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構
お問い合わせ
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
TEL : 06-6878-8210(平日9:00~17:00)

出演者

OKI(オキ/トンコリ演奏)

[img] 旭川アイヌの血をひくトンコリ奏者。アイヌの伝統を軸足に斬新なサウンド作りで独自の音楽スタイルを切り開き、アイヌ音楽の魅力を国内外に知らしめてきたミュージシャンであり、プロデューサーでもある。1995年に発表したアルバム「カムイ コル ヌプルペ」から2010年の「サハリン・ロック」まで、ソロのみならずバンドや歌手との共演でリリースした作品(CD)は10枚以上にのぼる。アジア、アメリカ、ヨーロッパなど各国でツアーを行い、国内外の多数のミュージック・フェスティバルにも参加。海外の先住民やダンス・グループとコラボレーションしたステージなど、幅広く活動している。

 
マレウレウ(歌・踊り)

[img] 「ウポポ」と呼ばれるアイヌの伝統的な歌の再生と伝承をテーマに活動している女性4人(メンバー:REKPO、川村久恵、MAYUNKIKI、RIMRIM)のグループ。さまざまなリズムパターンで構成される輪唱など、ウポポを忠実に再現する貴重なアーティスト。トンコリ奏者OKIのサポーティング・アーティストとしてこれまでオーストラリア、ドイツ、アメリカなどで公演を行い、国内外の各ジャンルのアーティストやクリエーターから熱い視線を注がれている。マレウレウはアイヌ語で「蝶」のこと。

 

司会・解説

齋藤玲子(民族文化研究部助教)

申込方法

※申込受付は終了いたしました。

往復はがきに

  1. 氏名
  2. 住所(返信用宛名面にも)
  3. 年齢(任意)
  4. 電話番号
  5. 参加希望人数(本人を含め4名まで)
  6. 「国立民族学博物館友の会」会員番号(会員の方のみ)

を明記の上、「10月16日研究公演」と書いて下記までお申し込みください。応募多数の場合は抽選となります。締切日以降、順次返信いたします。
なお、参加申込された方の個人情報は、研究公演にのみ使用いたします。

ハガキ
宛先
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
申込締切
9月29日(木)必着