国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2012年2月11日(土)
アンデスの詩(うた)
新展示フォーラム「たっぷりアメリカ―春のみんぱくフォーラム2012」関連

チラシダウンロード[PDF:1.46KB]

アメリカ大陸には15世紀末以降、征服者、植民者としてヨーロッパ人が到来したばかりでなく、減少する先住民の代わりにアフリカ系の人々が奴隷として連行され、また近代のアメリカ合衆国の繁栄とともに世界各地の人々が移住してくるなど、民族のるつぼと呼ばれる状況が成立しました。そのため先住民起源ばかりでなく、植民や移民の文化との交流のなかで新たな音楽が誕生しました。今回の公演では、有名な「コンドルは飛んでいく」など南米アンデス地帯の民俗音楽フォルクローレを中心に、ブラジルで生まれたボサノバや北米で生まれたジャズを演目に組み込み、アメリカ音楽の多様性を紹介します。

  • 日時:2012年2月11日(土・祝) 14:00~16:00(開場13:30)
  • 場所:国立民族学博物館 講堂(定員450名)
  • 要事前申込:【申込締切 2012/1/26(木)必着】 ※申込受付は終了いたしました。
  • 参加料:無料
  • 主催:国立民族学博物館
お問い合わせ
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
TEL : 06-6878-8210(土日祝を除く 9:00~17:00)

出演者

瀬木貴将|せぎ たかまさ|サンポーニャ & ケーナ

1966年東京生まれ。13歳の時サンポーニャ&ケーナを独学で始める。18歳から南米ボリビアに渡り4枚のアルバムをリリース。1995年『VIENTO~風の道』で日本ソロデビュー。その後2010年までに合計18枚のCDをリリース。 2009年にボリビアでリリースしたCD『SAL Y AGUA』は、同国のグラミー賞的存在『CICOMBOL大賞2010』に2部門でノミネート。日本やボリビアでのライブ活動のほか、テレビCMや番組の音楽を手がけ、ポルノグラフィティ、THE ALFEE、嵐、THE BOOM、南こうせつ、渡辺香津美、村上ポンタ秀一、押尾コータロー、チェンミンなど数多くのアーティストのレコーディング、ライブに参加。

越田太郎丸|こしだ たろま|ギター

1968年東京生まれ。9歳からギターを始める。ボサノバユニットPrismaticaのギタリストとしてCDデビューし、6枚のアルバムをリリース。 トニーニョ・オルタ、ジョアン・ボスコ、アントニオ・カルロス・ジョビンなどから、作曲、編曲、奏法の影響を受け、ブラジル音楽を軸に演奏活動を展開。岩崎宏美、葉加瀬太郎、瀬木貴将、ウェイウェイウー、Yae、辛島美登里、中孝介など様々 なアーティストのライブ、レコーディングに参加。朗読とギターソロのコラボレーションなども行う。

佐山こうた |さやま こうた|ピアノ

1982年東京生まれ。6歳からクラシックピアノを始める。高校生よりジャズに傾倒し、2000年からボストンのバークリー音楽院に入学。優秀な教授陣に師事し、学校内外やニューヨークで多くのセッションを重ねる。帰国後、プロとして活動を開始し、2005年にはバンドSolid Nexusでギブソン・ジャズギターコンテストに出場し、優勝。2006年夏には自身のトリオを率い、苫小牧ジャズフェスティバルに出演。

解説

関雄二(研究戦略センター教授)

申込方法

往復はがきに

  1. 氏名
  2. 住所(返信用宛名面にも)
  3. 年齢(任意)
  4. 電話番号
  5. 参加希望人数(本人を含め4名まで)
  6. 「国立民族学博物館友の会」会員番号(会員の方のみ)

を明記の上、「2月11日研究公演」と書いて下記までお申し込みください。応募多数の場合は抽選となります。締切日以降、順次返信いたします。
なお、参加申込された方の個人情報は、研究公演にのみ使用いたします。

ハガキ
宛先
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
申込締切
2012年1月26日(木)必着