国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

1998年11月14日(土)
ナイルが歌いおどる―エジプトの伝統舞踊

  • 1998年11月14日(土)
  • 14:00~15:30(開場13:00)
  • 出演:遥かなる太陽の国「エジプト国立レダ民族芸能団」
  • 製作:伝統芸能ナカツボ
  • 提供:エジプト・アラブ共和国文化省派遣
    駐日エジプト・アラブ共和国大使館
  • 解説:水野信男(客員研究部門教授)
    西尾哲夫(民族文化研究部助教授)

国立民族学博物館の研究公演として、エジプト国立レダ民族芸能団によるエジプトの伝統舞踊を紹介します。

エジプト国立レダ民族芸能団は、1959年にマフムード・レダが創設した、エジプトを代表する舞踊団です。このたび、エジプト・アラブ共和国文化省の派遣で、駐日エジプト・アラブ共和国大使館による文化事業の一環として、この公演が実現しました。

中東アラブ世界の音楽舞踊といえば、すぐにベリーダンス(オリエンタルダンス)を思いうかべますが、今回の公演では、エジプトの民衆が伝えてきた、人びとの生活に密着した音楽や踊りを、伝統的な民族楽器の演奏で紹介します。

なお、公演とあわせて、民博の新着展示コーナーでは、「音文化のなかの楽器-アラブ世界から-」と題して、エジプトを中心とするアラブの民族楽器を展示しています。(平成11年2月23日まで開催)公演で使われている楽器を実際にさわって、音をだしてみませんか。