国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

1999年10月9日(土)
ソンブレロの楽師たち―マリアッチと民族舞踊
特別展「越境する民族文化―いきかう人びと、まじわる文化」関連

  • 1999年10月9日(土)
  • 14:00~15:30(開場13:00)
  • 出 演:マリアッチ・マゲイ
  • 共 演:グアダラハラ民族舞踊団
  • 司 会:帆足まり子(日本ラテンアメリカ文化交流協会)
  • 解 説:寺田吉孝(助教授)
        ロベルト・ガルフィアス(客員教授)

つばの広いソンブレロをかぶり、ギターやギタロン、バイオリン、ビウエラ、トランペットなどの楽器で陽気な音楽を奏でるマリアッチの楽団。マリアッチはメキシコを代表する音楽として有名ですが、いまでは国境をこえて、ラテンアメリカはもとより、世界各地で愛好されるようになっています。「マリアッチ・マゲイ」もメキシコ国内はもとより、海外でも活躍してきた男性7名によるグループです。レパートリーは、本場メキシコの地方色豊かなランチェーラやボレロ、さらにポップスなど幅広く、そのなかには日本でも親しまれている“ラ・マラゲーニャ”や“ベサメムーチョ”、そして、“シエリト・リンド”なども含まれます。また、共演する「グアダラハラ民族舞踊団」は、3組の男女ペアのダンサーによって構成され、メキシコ各地の民族舞踊をカラフルな衣装で華麗に披露してくれます。

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