国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

イベント・ワークショップ

2014年8月10日(日)、8月31日(日)、9月7日(日)、9月13日(土)、9月23日(火・祝)
連続講座「台湾文化を知る」

  • 日時:2014年8月10日(日)、8月31日(日)、9月7日(日)、9月13日(土)、9月23日(火・祝) 各日とも14:00~16:00(開場13:30)
  • 場所:国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)
  • 参加無料/申込不要/定員80名[先着順]
  • 主催:国立民族学博物館
  • 協賛:台湾文化部「台湾文化光点計画」
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 野林研究室 officenova★idc.minpaku.ac.jp ※★を@に置き換えて送信ください。
 

講座情報

8月10日(日) 嘉農とKANO―甲子園を目指した台湾球児たち(仮題)[逐語通訳つき]

講師:謝仕淵(国立台湾歴史博物館研究組組長)
1931年の夏の甲子園決勝、名門「中京商業」対台湾の無名校「嘉義農林」を題材にした映画が台湾で製作、上映されて話題をよびました。台湾棒球(野球)の発展史について専門家を台湾からお招きして講義していただきます。

台風11号の接近により、開催日変更
日時:8月11日(月)10:30~12:00(開場10:00)
場所:国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)
8月31日(日) 悪い魚とほんとの魚―タオ族の魚食文化

講師:野林厚志(国立民族学博物館教授)
蘭嶼という島に住んでいるタオ族の人たちは伝統的な漁労活動を行ってきました。タオの人たちのとる魚には、悪い魚とほんとの魚という分類があります。どうしてこんな分類をするのかを考えながらタオの人たちの社会や文化を紹介します。

9月7日(日) 「高砂族」と向き合った日本人研究者―鹿野忠雄と馬淵東一

講師:野林厚志(国立民族学博物館教授)
日本統治時代に、台湾で「高砂族」とよばれたオーストロネシア系先住民の人々の文化に魅了された研究者がいました。そのなかで、民博にゆかりのある鹿野忠雄、馬淵東一の調査や研究、収集した資料について解説します。

9月13日(土) 原住民族ツォウの社会と祭り

講師:宮岡真央子(福岡大学人文学部准教授)
ツォウの伝統的社会のあり方と祭祀との関係、社会変化を経た祭りの現在の様子、その中で維持されているエスニシティ、といった内容を写真や音を使いながらお話しします。

9月23日(火・祝) パイワン族工芸の伝統と今

講師:野林厚志(国立民族学博物館教授)
パイワン族のものつくりの様子を日本統治時代と現代とを比較しながらお話しします。特別展「イメージの力」で公開されている祖先像や煙草の雁首も登場します。

 
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本館 東アジア展示・中国地域の文化[展示セクション:台湾原住民族]