国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

イベント・ワークショップ

2016年12月1日(木)
ミンパク オッタ カムイノミ(みんぱくでのカムイノミ)

2015年のカムイノミのようす

カムイノミとはアイヌ語でカムイ(神・霊的存在)に対して祈りを捧げる儀礼です。みんぱくでのカムイノミは、本館が所蔵するアイヌの標本資料の安全な保管と後世への確実な伝承を目的としています。以前は、本館展示のチセ(アイヌの伝統的な家屋)製作を監修した萱野(かやの)茂(しげる)氏(故人・萱野茂二風谷アイヌ資料館前館長)によって、非公開でおこなわれていました。萱野氏の没後、平成19(2007)年度からは、社団法人北海道ウタリ協会(現・公益社団法人北海道アイヌ協会)の会員がカムイノミと併せてアイヌ古式舞踊の演舞を実施し、公開しています。平成28年度は、昨年に引き続き、阿寒アイヌ協会の方々にお越しいただき開催いたします。
どなたでも見学できますので、ぜひお越しください。

  • 開催日時:2016年12月1日(木) 10:30~11:50
  • 開催場所:国立民族学博物館 玄関前広場(雨天の場合は特別展示館地下)

お問い合わせ
国立民族学博物館 企画課
TEL:06-6878-8532
受付時間:平日(月~金)9:00~17:00